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译文 | 伊坂幸太郎《恐妻家》出版纪念专访(8)

2023-05-29 来源:百合文库
四年の間に熟成された、 何かを残せたらという思い / 四年间成熟了,想着如果能留下什么就好了 
── : 大前提として、兜は奥さんのことが好きですよね。息子の克巳のことも好きだし、家族というものを大事にしている。そういった底に流れている感情が、読み進むにつれて少しずつ上に出てきます。書き下ろしの二編(第四編「EXIT」と最終第五編「FINE」)では、その先へ向かおうという思いがあったのでしょうか?
──:作为大前提,兜爱着妻子,也爱着儿子克巳,非常重视家庭。这种在心底流动的感情,随着阅读一点点地被表现出来。在新写的两章(第四章「EXIT」和最终第五章「FINE」)中,有想要往那个方向前进的想法吗?
伊坂: 三宅さんはよくご存じですけど、最初の三本を書いてから後ろの二本を書くまで、だいぶお待たせしてしまったんです。

译文 | 伊坂幸太郎《恐妻家》出版纪念专访


伊坂:三宅先生很清楚,最初的三篇写完后到写后面的两篇,让你等了很久呢!
── : 最初の三編の原稿は、二〇一三年にはそろっていましたね。
──:最开始的三篇原稿,2013年就凑齐了。
伊坂: 一本一本は気に入っていても、同じ流れでもう二本書いて一冊にまとめることには抵抗があったんです。『マリアビートル』は自信作というか、いまだに僕の代表作だと思っているから、〈殺し屋シリーズ〉の新作がこれだと、読者をがっかりさせちゃうんじゃないかな、と。最初の三本と同じような短編を二本書いて、まとめたところで、殺し屋の話に「恐妻家あるある」を入れた軽い短編集と思われたかもしれない。でも、担当編集者が「モチベーションが上がるまで待ちますよ」と言ってくれたんですよ。編集者もサラリーマンだろうし、申し訳ないな、と思いつつもそれに甘えてしまい。でも、時間を置いて考えることができたおかげで、書き下ろしの二本がこういう形になったんですよね。個人的にはかなりぐっと来る話になったし、「短編集ではなくて、長編です」と謳っても大丈夫なくらい、頭から一本の流れがきちんとできました。

译文 | 伊坂幸太郎《恐妻家》出版纪念专访


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