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Re:0 番外篇(2021.4.1更新) 生肉搬运(下)(9)

「口が過ぎるぞ。だが、プリシラの言い分にも頷ける。アナスタシア、卿の努力は同じ生徒会に属する私も知るところだ。しかし、学生の本分は学び舎にある。それを蔑ろにするような考えはいささか聞こえが悪いな」
「ぎゃーぎゃー! フレデリカ先生! 俺、羽目を外さないよう頑張ります! あと、自分の言動にももっとちゃんと責任を持ちます! だからHR〆ましょう!」
 教室の中央、立ち上がった三女傑が睨み合う火花に焼かれながら、俺は必死にフレデリカ先生に場の仲裁を求めた。
 それはもはや、戦争を止めるために神に救いを求めるが如き行いだったが、幸い、神と違ってフレデリカ先生は目の前で実体を持っていたので泣き落としが効いた。
「いいですこと! お祭りでは、今の調子で羽目を外すことのないように! わたくし、せっかくの楽しいお祭りの思い出を悪いものにしたくありませんのよ!」
「――――」
「返事はどうしましたの!」
「――はい!!」
 と、クラス一同を代表した俺のでかい返事が響き渡り、HRは〆。

Re:0 番外篇(2021.4.1更新) 生肉搬运(下)


 ようやく、桜祭りの開始と相成るのであった。
△▼△▼△▼△
 そんなこんなで、桜祭りの本番がやってきた。
 桜祭りは、桜並木がこれでもかとばかりにグワーッと並んでいる、なかなか有名なスポットに出店がたくさん出るといった催しで、シンプルな春のお祭りと思っていい。
 学校が終わり、家に戻って私服に着替えたあと、各自、祭りの入口で合流。
 約束の時間に集まれなくても、あとから合流すればいいというゆるいルールの下、俺たちは緩い感じで、しかしデリカ先生を怒らせないよう注意して遊ぶことを決めた。
 少なくとも、何か問題が起きた場合、俺がつるし上げられる可能性が高い。
「ったく、なんでこんなことになったんだか……って、お?」
 微妙に納得のいかない気持ちを抱えたまま、約束の待ち合わせ場所に向かった俺は、そこですでに待ってくれているエミリアを発見する。
 ただし、エミリアは一人ではなかった。
「まさか、ナンパ野郎が出たんじゃ……」
「――いいから離してくれないか。こうしていては、他の先生方に示しがつかない」

Re:0 番外篇(2021.4.1更新) 生肉搬运(下)


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