百合文库
首页 > 网文

Re:0 番外篇(2021.4.1更新) 生肉搬运(下)(6)

 ともあれ、桜祭りのパーティーにオットーも加え、俺たちの冒険はまだまだ続く。
「そう、俺たちのお祭りはここからだ!」
「ここで終わりそう!」
「わ、息ぴったり」
 これがオットー・スーウェンなのである。
△▼△▼△▼△
「――本日、皆さんも知っての通り、桜祭りが開かれますわね。皆さんの中にも遊びにゆかれる方が多いかと思いますが、羽目を外しすぎないよう。学生として、節度のある行動をなさるよう心掛けてくださいまし」
「言われなくてもだって、デリカ先生。俺たちも高校生だぜ?」
「ええ、ですからあなたに言っていますのよ、菜月くん」
「あれ!?」
 放課後のHR、その後の桜祭りのことがあるから、どことなくみんながそわそわしている空気の中、我らがフレデリカ先生に名指しで注意される俺。
 学生としての節度ある行動、全くもって注意される謂れなどないはずだ。
「デリカ先生、なんで俺?」
「わたくしの耳にも入っておりますわよ。すでに、桜祭りへ向かう大連合が組まれているそうですわね。発案者は菜月くんとエミリアさんだとか」

Re:0 番外篇(2021.4.1更新) 生肉搬运(下)


「大連合って、そんな大げさな」
 確かに、エミリアの友達を増やそう計画という名目で、桜祭りのパーティーを集めようとしたのは俺の発案だった。
 それが途中、転校生差別と言い出すシャウラのためでもあると名目が増えて、せっかくだからとクラスメイトに声をかけ、そのクラスメイトに「誰でも誘えよ」と気軽に言ったのは俺ではあるのだが――、
「でも、そんなおかしな発言じゃないよな?」
「あれあれあれ~、スバルきゅんったらおっかしいの。自分が誰に何を頼んだか、全然わかってにゃいんだから」
 俺が首をひねっていると、口元に手を当ててぷぷーっと笑ったのはフェリスだった。
 あざとい仕草のクラスメイトの言葉に、俺は「なんだよ」と聞き返す。
 もちろん、フェリスも桜祭りにいこうと声をかけたメンバーの一人だ。それ自体にはフェリスも快諾したし、特に問題はないと思ってる。
「なのに、意味深だな?」
「フェリちゃんはべっつにー? でもでも、フェリちゃんを誘ったんだから、当然、クルシュ様のこともお誘いしたわけでしょ?」

Re:0 番外篇(2021.4.1更新) 生肉搬运(下)


猜你喜欢