勿沉醉于旧梦(9)

「あなた、知らないですよね、ゆかりがどうしてそんなことを。」
「確かにとある機械になんのかかわりがあると、にとりはいつもそいうものをいじっていた。その時なにもかも混乱で、私には関係ないと思って詳しく了解しなかった。」
そういえば、稗田の仕事を受けたけれど、その時のこと確かに本に載っていない。いや、載っている可能性もないか。確かにその時期についての一冊の本がもう失くした。これがアリスさんに聞く機会だと思った。アリスさんが霊夢さんと魔理沙さんとの関係がよかったと聞いたことがある。
「確か、魔理沙さんと霊夢さんがいなくなることも、全部かかわっていましたね。一体どういうことがあったのですか？」
アリスさんがふいに嘆いていた。あんまり話したくない様子でした。
「あなた、稗田のことを継ぎましたね。パチュリーが一度教えた…そうですね、あなたが記したければ…」
二
魔理沙は私の友。友というか、腐れ縁。いつも私の家に来て、焼いたばかりのクッキーを食べて、図々しく私の本を借りて還ってこない。ホウキを乗って空を目的地もなく楽しく飛んだ様子が腹立つ。そんな弱い人間なのに、異変な時は燃えてきて、私までよんでそれを解決しようとする。弾幕ごっこで負けたら、勝手に人の家で休み、そして人のベッドまで遠慮せず使っていた。私もあの時馬鹿らしく魔理沙を好いていた。魔理沙、毎日神社によって遊んで疲れたら私の家に来る。アリスのクッキーとお茶最高だぜって、そんな声今でもはっきり覚えている。

あの日はとても普通な夏の日でした。魔理沙がまた霊夢と人里に回ってくるって言った。
「暑いので私は御免」と、私は魔理沙の誘いを断った。どうせ、あとでここに来てお菓子を食べだろうって思っていた。
午後は突然、魔理沙ではなく、パチュリーが慌てて私の家に来た。あんな引きこもりのパチュリー・ノーレッジが私の家に来ると、私もなんか嫌な予感がする。そして彼女が私を竹林に連れて、永遠亭についた。その場で重体になっていた魔理沙を見た。いま返って考えれば、そのときもう死んでいるでしょう、霊夢が私に重いショックに与えることを恐れ、教えなかったかもしれない。
魔理沙の胸に血が浸っていて、黒い服も赤く見えるほどの傷だった。きれいな顔にはもう色がなくて、白くしかみえなかった。八意永琳と鈴仙が全力で試して救う間に、霊夢に事情を聞いた。
「約束したとおりに、人里で魔理沙と会った。そして、大通りに歩いている間に、突然一人の子供が出ていて、なんか黒い機械で魔理沙を狙い、そして弾みたいなものを打った。魔法使いならきっと避けられるといって、その子供。その大きいな音で私も魔理沙も驚いた。叱ろうと思ったら、魔理沙の胸にもう血が湧いてきて、私も一時どうしたらいいか分からなくなった。幸い、咲夜もその時人里に居て、私と一緒にここまで運んできた。」