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《铃芽户缔》第一章第一节小说中日双语翻译(5)

2024-03-25翻译新海诚小说铃芽户缔 来源:百合文库
从这里开始就是这个梦境的高潮部分了,我的身体被冻僵了,而在焦虑与孤独的尽头是我的心脏也跟着麻痹了。“随便怎么样吧!”想要放弃的念头慢慢占据了全身。但是---
さく、さく、さく、と、遠くから小さな音がする。
誰かが草原を歩いている。さくさくと尖って固かったはずの雑草は、その人が踏むとまるで新緑の季節のような優しくやわらかな音を立てる。両膝に埋めた顔を、私は上げる。足音が近づいてくる。私はゆっくりと立ち上がり、振り返る。目の曇りを拭き取るように、ぎゅっぎゅっと強くまばたきをする。揺れる草の向こうに、夕焼け色の薄紙に透かしたような人影が見える。ゆったりとした白いワンピースが風に丸く膨らみ、金色の光が長い髪を縁取っている。ほっそりと大人びたその人の口元には、夜明けの細い月みたいに薄くカーブした笑みがある。

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从远处传来了沙,沙,沙的声音。
是有人从草原上走来,原本应该是又坚又硬的杂草,被那个人踩上去的时候却发出了宛如春天般轻柔的声音。我抬起了埋在双膝中的头。脚步声越来越近了,我慢慢地站起来,向后看去,我仿佛要擦掉双眼上的阴霾一样使劲地眨着眼睛。在那摇曳的草对面,可以看到一个透过夕阳色如薄纸一样的人影。宽松的白色连衣裙在风中飞舞鼓起,长发的边缘被金色的光镶了一圈。他那修长而又成熟的嘴角有着像佛晓的弦月一样微微弯曲的笑容。
「すずめ」
名前を呼ばれる。そのとたん、耳から、指先から、鼻の頭から、その声の波が触れた先端からたちどころに、暖かなお湯に浸ったような心地好さが全身に広がっていく。さっきまで風に混じっていた雪片は、いつのまにかピンク色の花びらとなってあたりに舞っている。

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