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ネズミの名作

2023-10-25 来源:百合文库

ネズミの名作


むかしむかし、吉四六さんと言う、とてもゆかいな人がいました。
この吉四六さんの村の庄屋(しょうや)さんときたら、大がつくほどの骨董(こっとう→価値のある古い美術品)好きです。
古くて珍しい物は、どんな物でも集めて、人が来ると見せては自慢していました。
ある日の夕方。
吉四六さんが、庄屋さんの家へ来ると、
「おう、吉四六さんか。良い所へ来てくれた。お前に見せたい物がある」
「また、骨董ですか?」
「まあ、そんな顔をせんと、とにかく見てくれ。なにぶんにも、天下に二つとない立派な品じゃ」
そう言って庄屋さんは床の間から、いかにも得意そうに黒光りのする小さな彫り物を持って来ました。

ネズミの名作


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