小书痴的下克上WEB（5-175）636 夜の貴族院(8)

「薬？」
「はい。お土産にいただいたお菓子ととてもよく似た形や味をしています。けれど、最後まで口に含んでいると中心部に少しだけ苦みがありました。あの日、わたくしは供給の間へ向かう途中でディートリンデ様とレオンツィオ様に呼ばれて、それをいただいたのです」
“他们有防止自己中毒的解药。所以，即使他们嘴上没有布覆盖，也可以使用危险的毒。请小心”
“药？”
“是的。与作为特产收到的点心的形状和味道非常相似。但是，在嘴里含着直到最后为止的话，中心的部分稍微有点苦味。那天，我在去供给之间的途中被蒂缇琳朵大人和莱昂齐奥大人叫去，得到了那个”
レティーツィアの筆頭側仕えであるロスヴィータが突然姿を消して行方がわからなくなって二日がたち、供給の間でフェルディナンドに相談する時間を取ってもらう約束をした時の話だそうだ。
据说，是在莱蒂希雅的首席侍从洛丝维塔突然失踪，下落不明的两天后，约好在供给之间与费迪南大人商谈的时候。

「狭い部屋の中ではとても強力です。フェルディナンド様の側近達がどこかへ駆け出した後、レオンツィオ様がアウブの執務室で使いました。その時は、わたくしとわたくしの毒見として先に食べていたフェアゼーレ以外は皆……」
“在狭小的房间里毒的效果非常强大。费迪南大人的近侍们不知道跑到哪里去了之后，莱昂齐奥大人在奥伯的办公室里使用了。那个时候，除了我和之前为我试毒吃过的菲亚洁蕾以外，大家都……”
レティーツィアが震える唇をぎゅっと引き結んで俯いた。エーレンフェストで魔力供給をする時は、側近の中でもアウブと血縁関係にある上級貴族だけがアウブの執務室で待機できる。その上級貴族達が一斉にあの毒にやられたのだ。自分の側近達が一斉に魔石に変わる場面が頭に思い浮かんで、わたしは思わず口元を押さえる。
莱蒂希雅紧紧地抿住颤抖的嘴唇低着头。在艾伦菲斯特供给魔力时，即使是在近侍中，只有与奥伯有血缘关系的上级贵族才能在奥伯的办公室待命。那些上级贵族们一起被那个毒药给毒死了。脑海中浮现出自己的近侍们一起变成魔石的场景，我不禁捂住了嘴。