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re:从零开始的异世界生活 web版第六章(11)

2023-06-27 来源:百合文库
声をかけ、おっかなびっくり手を伸ばすと、パトラッシュがようやく頭を下げ、その固い鱗に覆われた体に触らせてくれる。都合十日もあった冷戦は、どうにかこれで終わったと見てよさそうだった。
「もういい? もう大丈夫?」
いつまで経っても屋敷の前庭から動き出せず、ペトラがやきもきしている。
 案内を申し付けられて出てきて、それなのにこれだけ時間を食ったのだ。
「早く戻らないと、ラム姉様にまた怒られて……」
「――その心配ができるなら、あともう少し努力が足りなかったわね」
「ぴゃ――!?」
パタパタと足踏みしていたペトラが、その声に悲鳴を上げて背筋を正す。振り返れば視線の先、屋敷の方からやってくるのは桃色の髪のメイドだ。
 疑いようも見間違えようもなく、ラムである。彼女はペトラを睨みつけて石像のように変えたあと、ゆっくりと客人やスバルたちの方を眺めて、
「最近はペトラも仕事ぶりが上達したと思っていたのに、ようやっと認められると思ったところでこの体たらく……ラムは本当に残念だわ」

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「ご、ごめんなさい、ラム姉様……その、お仕事、認めてくれそうだったの?」
「ええ。ラムより料理もおいしいし、ラムより掃除も気が利くし、ラムより洗濯も上手になったし、ラムより早寝早起きだし、認めそうになっていたわ」
「そこはお前が自分に疑問を持てよ!」
メイド歴一年ちょっとの少女に、ベテランメイドがどれだけ負けるのか。ペトラの呑み込みの良さを鑑みても、ハードルが低すぎて話にならない。
 そのスバルの叫びに、ラムが「ハッ」とすっかり見慣れた様子で鼻を鳴らし、
「自分に疑問なんて持ってどうするの? ラムが自分に持つのは期待と自信だけよ」
「ラムのそういうとこだけは、本当に尊敬に値すると常々思う」
威風堂々たるラムの宣言に、スバルは呆れながらもそう答えた。
 実際、ラムの前向きさというか、揺るがなさは見習うべき点がある。ただ当人にはもう少し、自分を省みてほしいとも思うが、

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