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译文 | 伊坂幸太郎《恐妻家》出版纪念专访(3)

2023-05-29 来源:百合文库
伊坂:契机是和现在访问我的三宅先生的聊天(笑)。《恐妻家》第一部分的开始,兜向柠檬和蜜柑(系列第二部《杀手界 · 疾风号》里登场的杀手搭档)问道「怕老婆的人夜宵都吃什么呢」这样的问题。因为杯面的塑料包装被撕破到开吃的这段时间,不留神发出的声音会很吵,从而惹怒本在熟睡的妻子。书里这么写道「正解是,鱼肉香肠」。这个情节是从三宅先生那里听来的。「最终的选择还得是鱼肉香肠啊」,听到这个后就觉得很搞笑。啊,他应该不是亲身体验过,是想象吧!
── : もちろんです。実体験のはずがありません。
──:当然啦。怎么可能是真的。
伊坂: 実体験としか思えない迫力で語ってくれたそのエピソードに、ものすごく感動したんですよね。その場で盛り上がって、僕が「恐妻家の殺し屋がいたら面白いですよね」とノリで喋ったら、本当に書くことになっちゃった。

译文 | 伊坂幸太郎《恐妻家》出版纪念专访


伊坂:那段用只会让人觉得是亲身体验的语气说出来的情节,深深打动了我。趁着当时的气氛,我说「如果有个怕老婆的杀手的话应该很有趣吧」,结果就真的写出来了。
── : まずは短編を一本ということで、若い編集者が正式に依頼しました。伊坂さんから「もっとエピソードが欲しい」というリクエストがあり、僕のほうで恐妻絡みのエピソードをメモにしてお送りしました。
──:年轻编辑正式向伊坂提出了委托,希望他写一部短篇。伊坂老师说「想要更多的小故事」,我就把怕老婆有关的故事记下来发送过去了。
伊坂: 「三宅メモ」と呼んでいました(笑)。当時は震災のすぐ後だったし、楽しいものしか書きたくないなと思っていたからちょうど良かったんですよね。単に殺し屋の話だとキツいけど、魚肉ソーセージの話は楽しいし誰も傷つけないじゃないですか。あと、三宅メモがすごくいいなと思ったのは、「私は妻に怒られないよう家ではこういう言動をしています」といったことが告白調の文体で書かれてあるんですけど、読んでいると「奥さんの悪口を言いたいわけじゃない」ってことが分かるんですよね。自虐的ではあるけれども、いい話なんですよ。

译文 | 伊坂幸太郎《恐妻家》出版纪念专访


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