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【ぶち壊せ、そのラムネ瓶を】千歳くんはラムネ瓶のなか7【感想】(生,夹杂私货)(4)

ここに関しては、もうちょいじっくり読んで、落とし込んでから消化したい部分です。
え、あの子についての話?
それは後でまとめてするに決まってるじゃないですか……ここで語ったら止まらないので。
二章を締めくくる文章は、本当に千歳朔だな、と思いました。
6巻の夏祭りでの「みんな」の集合がグッとこなかったファン、いないと思うんですよ。朔自身もラムネ瓶から取り出して、ヒーローではなく千歳朔になって、みんなと一緒の日々を過ごして。
その青い春をあの文章でまとめるのは、朔の気持ちがぐぅぅぅぅっって伝わってきました。
3.誰の居場所で、どんな居場所で。三章『私たちの居場所』。
夏の残り火みたいにゆらゆら揺れていた不確かな違和感が、ぼぅ、と燃え上がる三章でした。っていうか、タイトルがずるくない? 目次公開されたときに「あー、そっか。居場所ができたんだな……みんなでいる場所を居場所って思いあえるようになったんだな」と明日姉がみんなの中に入ることを嬉しく思いながら感動してたのに、全然意味合いが違うじゃん!

【ぶち壊せ、そのラムネ瓶を】千歳くんはラムネ瓶のなか7【感想】(生,夹杂私货)


個人的にここを読みながらよぎったのは、二章の終盤でのやり取りでした。紅葉と公園に行き、夕湖といつも話していた場所で話すところ。あそこは、もろに三章と繋がってますよね。
それぞれの女の子が朔と絆を持ち、居場所を得て、関わってきた。
それは紛れもなく特別で、夕湖だって、海人に朔の場所を上書きされたくないと思っていて。
それでも夕湖はたぶん、他の三人のように居場所を上書きされていないし、されていても彼女たちのように傷つかないんですよね。
ここで、彼女の言葉が生きてくるのでしょう。
「だけどね、自分の態度も決めないままに捕まえられる相手じゃないよ、隣にいるあんぽんたんは。いまの悠月も、私も、朔のトクベツじゃない。だけど私は自分がトクベツじゃないことをちゃんと知ってるから、一歩リード!」

【ぶち壊せ、そのラムネ瓶を】千歳くんはラムネ瓶のなか7【感想】(生,夹杂私货)


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