【ぶち壊せ、そのラムネ瓶を】千歳くんはラムネ瓶のなか7【感想】(生,夹杂私货)(2)
そこから始まるのは、どこか懐かしいやり取り。
特に一章は、1巻や2巻をすごく意識したお話だったな、と感じます。P12~の文章ややり取りは、もろ1巻と重ねてきてますしね。
しかしそれでも、色んなものが違う。優空とのやり取りに始まり、男子陣には健太が混ざってて、陽や悠月との関係もちょっと変わってて、不快ビームを出してた亜十夢くんやなずなたちとも、今では仲間みたいに過ごしてて。
遠回りをして、時に間違えて、だからこそ辿り着いた世界って感じがありました。これまでチラムネを読んできた人間は、ここで泣けるんすよ。
っていうか、健太が今まで以上に打ち解けてるなぁ、と感じました。今までも健太はお客様ポジションには程遠いくらいチーム千歳に馴染んでましたけど、6巻があって、真の意味で対等で心を分け合った友達になったんじゃないかな、と思ったり。
あと、嬉しかったのは夕湖の6.5巻の言葉が、やっぱり朔にとっての救いになっていたこと。私、チラムネの中でも一番といっていいくらい、あの夕湖の台詞が好きなんです。優しい上書きが、本当に尊くて綺麗だったから。なので、彼の中でその言葉が救いになってくれていてよかった。そういう彼と彼女でいてくれて、よかった。
夕湖絡みで追加して言うと、7巻全体を通して、彼女が柊夕湖になっていくな、と感じました。それと同時に、他の子の中でどんどん神聖視されていくな、とも。
6.5巻を読むと分かると思うのですが、この作品って自己評価と他者評価の食い違いが大きいんですよね。特に夕湖は顕著だなぁと感じています。彼女は彼女であり続けていて、彼女が以前朔に言ったように彼女の精一杯で朔と向き合ってるんですよ。時に反省して、時に変わって……って。
特に一章は、1巻や2巻をすごく意識したお話だったな、と感じます。P12~の文章ややり取りは、もろ1巻と重ねてきてますしね。
しかしそれでも、色んなものが違う。優空とのやり取りに始まり、男子陣には健太が混ざってて、陽や悠月との関係もちょっと変わってて、不快ビームを出してた亜十夢くんやなずなたちとも、今では仲間みたいに過ごしてて。
遠回りをして、時に間違えて、だからこそ辿り着いた世界って感じがありました。これまでチラムネを読んできた人間は、ここで泣けるんすよ。
っていうか、健太が今まで以上に打ち解けてるなぁ、と感じました。今までも健太はお客様ポジションには程遠いくらいチーム千歳に馴染んでましたけど、6巻があって、真の意味で対等で心を分け合った友達になったんじゃないかな、と思ったり。
あと、嬉しかったのは夕湖の6.5巻の言葉が、やっぱり朔にとっての救いになっていたこと。私、チラムネの中でも一番といっていいくらい、あの夕湖の台詞が好きなんです。優しい上書きが、本当に尊くて綺麗だったから。なので、彼の中でその言葉が救いになってくれていてよかった。そういう彼と彼女でいてくれて、よかった。
夕湖絡みで追加して言うと、7巻全体を通して、彼女が柊夕湖になっていくな、と感じました。それと同時に、他の子の中でどんどん神聖視されていくな、とも。
6.5巻を読むと分かると思うのですが、この作品って自己評価と他者評価の食い違いが大きいんですよね。特に夕湖は顕著だなぁと感じています。彼女は彼女であり続けていて、彼女が以前朔に言ったように彼女の精一杯で朔と向き合ってるんですよ。時に反省して、時に変わって……って。