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ほのかな体温(4)

2024-03-26 来源:百合文库
「そうかな」
“是吗。”
苦笑みを浮かべた柴崎は、冬貴の髪を撫でた。
柴崎苦笑着摸了摸冬贵的头发。
この男は、もうすぐ遠くへ行ってしまう。
这个男人,不久之后将会远去。
その予感に駆(か)られ、ふと、冬貴は彼の膝を摑(つか)んだ。
这样的预感涌上心头,冬贵突然抓住他的膝盖。
「どうした、冬貴君」
“怎么了,冬贵。”
「何を考えている?」
“你在想什么?”
「ああ…うん。じつは従(じゅう)軍(ぐん)記者の件を」
“啊……好吧。其实是战地记者的事。”
「従軍記者?」
“战地记者?”
「何でもない。心を決めたら話すよ」
“没什么。等我下定决心了再跟你说。”
「ん……」
“唔……”

ほのかな体温


人の一生など、冬貴には瞬(まばた)きをするようなものだ。
人的一生,对冬贵来说,只是一眨眼的事。
だからこそ、束の間にすぎぬこの世をあたためてくれるぬくもりを待っている。
正因如此,他才会一直在等能帮他温暖这个转瞬即逝的世界的温度。
「冬貴。珍しいな、着替えて」
“冬贵。真稀奇,你居然在换衣服。”
伏見義康が冬貴の部屋を訪れると、彼は地味な背広に身を包んでいる。
伏见义康进入冬贵房间时,正看到他正穿着一身朴素的西装。
珍しいこともあるものだ、というその思いが今し方の発言に繋(つな)がったのだった。
太阳打西边出来了,指的就是他刚才所说。
也会有稀奇的事发生,伏见的这种想法和刚才的所说重叠了。
(这句不确定)
「どこへ行く?」

ほのかな体温


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