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ほのかな体温(2)

2024-03-26 来源:百合文库
「いや…おまえが言うなら、そうなのだろう」
“没……既然你这么说,那可能就是了吧。”
畳に寝転がった冬貴の髪を優しい撫で、柴崎は苦笑した。
柴崎抚摸着躺在榻榻米上的冬贵的头发,苦笑道。
「伏見君は、全然…来ないね。それが君を鬱(ふさ)ぎ込ませているんだろう?」
“伏见他最近……都没来呢。所以才让你闷闷不乐吧?”
「鬱ぎ込む?私が?」
“闷闷不乐?我吗?”
意味がわからないと言いたげに冬貴が微(かす)かに語(ご)尾(び)を上げると、柴崎は難しい顔になった。
冬贵像是不理解这个词的意思,尾音稍稍上扬。看到他这副样子,柴崎面露难色。
「君にしては鈍(にぶ)いな」
“这么迟钝不像你啊。”
冬貴は柴崎の優しげ顔を見上げたが、己の感(かん)慨(がい)を特に言葉にすることはない。

ほのかな体温


冬贵抬头看着柴崎温柔的表情,但也没对他的感慨说些什么。
伏見は自分のものだ。
伏见是我的。
だから、最後には必ずここに来(く)ることを知っている。
所以,我知道最终他一定会来。
その確信が揺らぐことは、決してなかった。
对于这一点,我坚信不疑。
「伏見君は、私が君を独り占めしているから、怒っているのかもしれないね」
“伏见可能因为我霸占着你不放而生气呢。”
「独り占め、か」
“霸占…啊”
冬貴はわずかに唇を綻(ほころ)ばせた。
冬贵抿唇微笑。
「どうかしたかい?」
“怎么了吗?”
「いいや」
“没事。”
淋しいというのは、伏見がそばにいないということ。
寂寞,就是伏见不在自己的身边。

ほのかな体温


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