お姫さまとドラゴン(6)
2023-12-01 来源:百合文库
と、言ってしまったのです。
あくる朝、お姫さまが食堂に行くと、そこにはすでに一人の美しい王子さまがいました。
王子さまはニッコリ微笑むと、お姫さまに言いました。
「おはよう。ぼくのお嫁さん」
お姫さまは、ビックリして尋ねました。
「あの、あなたはどなたですか?」
「ぼくの声を、忘れたのかい?
ぼくは、ドラゴンです。
ぼくは昨日まで、魔法をかけられてドラゴンになっていました。
誰かがぼくのお嫁さんになると約束してくれれば、魔法がとける様になっていたのです。
心やさしいあなたのおかげで、この通りぼくは元の人間に戻れました。ありがとう。
本当に、ありがとう」
美しい王子は、お姫さまに心からお礼を言いました。
間もなく二人は立派な結婚式をあげて、幸せに暮らしたということです。
おしまい
あくる朝、お姫さまが食堂に行くと、そこにはすでに一人の美しい王子さまがいました。
王子さまはニッコリ微笑むと、お姫さまに言いました。
「おはよう。ぼくのお嫁さん」
お姫さまは、ビックリして尋ねました。
「あの、あなたはどなたですか?」
「ぼくの声を、忘れたのかい?
ぼくは、ドラゴンです。
ぼくは昨日まで、魔法をかけられてドラゴンになっていました。
誰かがぼくのお嫁さんになると約束してくれれば、魔法がとける様になっていたのです。
心やさしいあなたのおかげで、この通りぼくは元の人間に戻れました。ありがとう。
本当に、ありがとう」
美しい王子は、お姫さまに心からお礼を言いました。
間もなく二人は立派な結婚式をあげて、幸せに暮らしたということです。
おしまい