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转生英雄之女505话506话507话508话翻译(9)

2023-05-16 来源:百合文库
 マクスウェルはそれを見て、扉が閉まるや否や探知魔法を使用して彼の居場所を確認していた。
「うむ、素直に風呂に向かったようじゃな。それにしても久しぶりに来たと思えば、何をそんなに慌てておる?」
「今、俺が受けている仕事は知っているか?」
「確かメトセラ領の違法薬物に関してじゃな。おぬしが片を付けてくれるのなら、こちらとしても大歓迎じゃ。もっとも、こんなことは大っぴらには口にできんが」
「そりゃ権力者が暗殺を奨励するとか、不謹慎極まりないからな。ならこれを見てくれ。件の薬ってやつだ」
俺は腰のポーチから、小瓶を取り出しマクスウェルへと差し出した。
 マクスウェルは気負うことなくそれを手に取り、軽く振って見せる。
「なんじゃ、空ではないか」

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「中に数滴残ってるだろ。そこから鑑定してくれよ」
「なんとも無茶な注文を付けてくるもんじゃな」
「できないのか?」
渋るマクスウェルに、俺は挑発的な笑みを浮かべて見せる。口の右端だけを吊り上げるような、皮肉気な顔だ。
 無論向こうもその意図を察してはいるが、ここは敢えて挑発に乗ってきた。
「できんとは言っておらんわい。しばらく待っておれ」
「そう来なくちゃ」
俺の返事を待たず、マクスウェルはすでに魔法の準備に取り掛かっていた。
 いくつかのインク壷と用紙を持ち出し、紙に魔法陣を書き込んで、その上に小瓶を乗せる。
 マクスウェルが呪文を唱え、魔力を流すと、魔法陣が光を放ち、まるで湯気のように立ち上った後、消失する。
 代わりに紙には鑑定内容が記されていた。

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