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转生英雄之女505话506话507话508话翻译(16)

2023-05-16 来源:百合文库
 その感染の元になる胞子はすでに手にしているとしたら?
「まさか、自分で作って、自分で収穫している?」
「え?」
「もし彼らが、どこか頑丈な檻にでも寄生主を閉じ込め、感染させておけば、数日後には……」
「そんな――!?」
檻の中に閉じ込められ、身動きができないファンガスなら、仕留めるのも容易い。
 そして仕留めた死体からは、いつでも労せずして胞子を入手することができる。
 しかも新たな寄生先さえ用意しておけば、何度でも感染させることができる。それは別に動物でなくても構わない。
 ファンガスは動物にも、人間にも感染するのだから。
「そして連中にとって、寄生先はすでにいくつか確保している可能性が高い」
「それは、わたしが送り込んだ冒険者たち……ですわね」

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「あくまで推測だけど、人をシイタケの原木みたいに扱っていたとしたら、許せないね」
確証はない。それを明かすためにも、連中の根城を早く突き止めたいという衝動に駆られた。
 先任の冒険者たちが餌食になっているのなら、早く解放してやりたいと思ったからだ。
「レティーナ。悪いけど、今日は私は病欠ってことにしておいて」
「わかりましたわ。担任にはそう伝えておきます」
俺と同じ思いを抱いたのか、レティーナもあっさりとずる休みを承諾してくれる。
 そして俺は、隠密のギフトを利用して人目を避けるように寮へと戻ることにした。
 もう一度、カインの室内を調べるために、だ。
ひとまず寮に戻った俺は、一目散にカインの私室へと向かった。もちろん、正面からではなく、裏庭の壁からだ。

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