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Van Clive先生的生日贺文(翻译)(2)

2023-04-26RougeetNoir 来源:百合文库
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朝食を終え、コーヒーカップの中身も少なくなった頃、君は一度ダイニングを離れすぐに戻って来る。
吃完后,咖啡杯中也所剩无几的时候,你冲出餐厅又立马跑了回来。
そうして渡されたのは綺麗な包みだった。
然后递给我一个装饰精巧的小包裹。
「私に?」
“给我的?”
君が頷くのを見届けてから、丁寧に包みを開く。中から現れたのは、まったく同じデザインの手袋が二組。
看你点头,我便小心谨慎地拆开包裹。里面是两副同样款式的手套。
私は目を瞬かせ、ふっと口元を緩めた。
我眨了眨眼,不禁嘴角带起一抹笑。
「……訂正しなければ。私達に、かな?」
“...我得订正。这是给我们的?”
君は微笑みながらメリークリスマスと言うと、ほんの少しだけ躊躇いながらもハッピーバースデーと言葉を続けた。
你微笑着对我说圣诞快乐,小小的犹豫后又接着说生日快乐。
君が躊躇った理由は、誰よりも私が一番よく知っている。
而你犹豫的理由我最明白不过。
クリスマスもバースデーも、かつて私にとって呪わしい日でしかなかった。
圣诞也好生日也好,曾是我最忌讳的一天。
その記憶が覆ることはない。あの日止まった時計は、永遠に止まったままなのだから。
没有什么能抹去那天的记忆。那天停滞的时钟将会永远停滞下去。
だがそれでも――。
但即使如此......
「ありがとう……」
“谢谢......”
思わず君を抱きしめた。今のこの感情を、言い知れぬ愛しさを、言葉になどできはしない。
忍不住紧紧拥抱着你。这份感情,无法言语的爱情,怎样的词句都形容不出。
「大切にするよ」
“我会珍惜的。”
腕の中の君が柔らかに目を細める。
你在我的怀中温柔地笑着。
その表情を前に思う。ああ、いつしか君も変わったのだと。
这副表情让我想起之前的你。啊啊,不知何时你也改变了啊。
凛とした白い光は、穏やかな春の陽射しに。
貫くような真っ直ぐな強さは、包み込むような優しさに。
凛然的白光已化作春日温暖的阳照。那份贯彻始终的坚强也变为了包容一切的温柔。
ただの男と女になってからの私達は、あの頃とはあまりに違っていた。
如今只是一对普通男女的我们,和那时已经相去甚远。
「ふっ……」
“呵...”
笑みがこぼれた。苦笑ではなく、心から自然と溢れ出た穏やかな笑みだった。
笑了起来,这次不再是苦笑,只是从心底里自然流露的高兴。
寄り添ったままの君が不思議そうに私を見ている。
在我身边的你惊讶地投来目光。
なんでもないと、君の額に軽いキスを落とした。
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