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第28話 这段时光真是幸福极了这话说不出口啊(说出口了)(9)

今にして思えば、母さんが出してくれた学費を無駄にしまくっていたのだと気付いて胸が痛む。
「あとはまあ……一応ここって高校だからな。俺たちは入試受けて授業料を払ってまで中学より難しい教育を受けたいって希望してここにいるから……」
「う……っ、そ、そうでした……別に義務じゃなくて自分たちで望んで入学して中学より上の授業を受けに来ていることを忘れかけてました……」
いやまあ、そんなに肩を落とさなくていいよ紫条院さん。
 多分ほとんどの高校生がその辺をよく忘れているから。
「はは、俺もしょっちゅう忘れ……っん、む……ぅ……」
不意に、俺は頭に霧がかかるような眠気を感じた。

第28話 这段时光真是幸福极了这话说不出口啊(说出口了)


 睡眠はしっかりとっているつもりだが、やはり自分の勉強と先生役を両立するのはなかなか大変だ。
「あの……新浜君。なんだか疲れてませんか?」
「ああ、いや、全然そんなことはないよ!」
紫条院さんが心配の目を向けてくれるが、俺は即座に笑顔で元気をアピールした。
 憧れの人に疲れなんて見せたくない。
「でも……なんだか最近とても根を詰めているような……」
「ええと、それは……」
御剣の奴が言い出したテストの点数比べに勝つために努力中なのだが、その事情を紫条院さんにはまだ話していない。
元々紫条院さんはお父さんからのラノベ禁止令を回避するために、期末テスト対策を頑張ってきたのだ。

第28話 这段时光真是幸福极了这话说不出口啊(说出口了)


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