第28話 这段时光真是幸福极了这话说不出口啊(说出口了)(11)
「俺は……自分は勉強なんてできないと開き直って……高校に入ってからロクな努力をしてこなかった……」
睡魔に襲われた頭が、ぼんやりとした意識のまま勝手に喋る。
ああ、そうだ……そのサボりのツケが……あんな酷い未来に繋がって……。
「自分を変えようとして勉強を頑張って……それを紫条院さんが褒めてくれたのは……本当に心に染みたんだ……」
そう……そうなんだ……。
俺の変化や努力をいち早く褒めてくれたのは……いつも紫条院さんだった。
「しかも勉強を教えて欲しいって……俺を頼ってくれた。こんな俺を認めて、頼りにしてくれた……俺は泣きたくなるほど嬉しくて……だからその信頼に最後まで応えたいんだ……」
「新浜……君……」
いかん、ねむい。
ねむくて、あたまがはたらかない。
「それに……紫条院さんと一緒に勉強できるこの時間はとても大切で……少しでも長く続いて欲しいから……」
「え――」
「ん……すぅ……――はっ!?」
い、いかん、一瞬寝落ちしてた!
(くそ、大丈夫アピールした直後に寝落ちガックンなんて無様な! これじゃ紫条院さんはますます俺の疲労を心配するじゃないか!)
「ごめんごめん、なんかボーッとしてた! さあ勉強を再開……?」
慌てて声をかけるも、紫条院さんは何故か衝撃を受けたような表情のまま固まっていた。
睡魔に襲われた頭が、ぼんやりとした意識のまま勝手に喋る。
ああ、そうだ……そのサボりのツケが……あんな酷い未来に繋がって……。
「自分を変えようとして勉強を頑張って……それを紫条院さんが褒めてくれたのは……本当に心に染みたんだ……」
そう……そうなんだ……。
俺の変化や努力をいち早く褒めてくれたのは……いつも紫条院さんだった。
「しかも勉強を教えて欲しいって……俺を頼ってくれた。こんな俺を認めて、頼りにしてくれた……俺は泣きたくなるほど嬉しくて……だからその信頼に最後まで応えたいんだ……」
「新浜……君……」
いかん、ねむい。
ねむくて、あたまがはたらかない。
「それに……紫条院さんと一緒に勉強できるこの時間はとても大切で……少しでも長く続いて欲しいから……」
「え――」
「ん……すぅ……――はっ!?」
い、いかん、一瞬寝落ちしてた!
(くそ、大丈夫アピールした直後に寝落ちガックンなんて無様な! これじゃ紫条院さんはますます俺の疲労を心配するじゃないか!)
「ごめんごめん、なんかボーッとしてた! さあ勉強を再開……?」
慌てて声をかけるも、紫条院さんは何故か衝撃を受けたような表情のまま固まっていた。