第28話 这段时光真是幸福极了这话说不出口啊(说出口了)(12)
な、なんだ? 寝落ちする寸前の記憶が飛んでるけど、まさか睡魔で理性が薄くなった頭が変なことを言ってしまったのか?
「その、紫条院さん……?」
「あ、はい……」
「紫条院さんこそ具合が悪いのか? なんだか頬に赤みがさしてるけど……」
「あ……そうですね……。風邪でもないのになんだか頬がポカポカしてます。私、どうしたんでしょう……」
紫条院さんが不思議そうに自分の頬を撫でる。
「ふふっ、それにしても……私の図々しいお願いから始まったこの勉強会を、そんなふうに考えていてくれたんですね」
寝落ち寸前の俺は何を言ったのか、紫条院さんは何故かとても嬉しそうな様子で言った。
「この時間がずっと続いて欲しいと思っているのは……私だけじゃなくて良かったです」
「え……?」
長い黒髪の少女は、いつもの朗らかな笑顔でごく自然にそう告げてきた。
天然の本領発揮とばかりにごく自然に紡がれたその言葉に、今度は俺が固まってしまう。
「では改めて……これからもお願いします先生!」
「あ、う、うん! こちらこそよろしくな!」
やる気に満ちた快活な笑顔を浮かべる紫条院さんに、俺も笑顔を返す。
ああ確かに……この時間はずっと続いて欲しい。
「その、紫条院さん……?」
「あ、はい……」
「紫条院さんこそ具合が悪いのか? なんだか頬に赤みがさしてるけど……」
「あ……そうですね……。風邪でもないのになんだか頬がポカポカしてます。私、どうしたんでしょう……」
紫条院さんが不思議そうに自分の頬を撫でる。
「ふふっ、それにしても……私の図々しいお願いから始まったこの勉強会を、そんなふうに考えていてくれたんですね」
寝落ち寸前の俺は何を言ったのか、紫条院さんは何故かとても嬉しそうな様子で言った。
「この時間がずっと続いて欲しいと思っているのは……私だけじゃなくて良かったです」
「え……?」
長い黒髪の少女は、いつもの朗らかな笑顔でごく自然にそう告げてきた。
天然の本領発揮とばかりにごく自然に紡がれたその言葉に、今度は俺が固まってしまう。
「では改めて……これからもお願いします先生!」
「あ、う、うん! こちらこそよろしくな!」
やる気に満ちた快活な笑顔を浮かべる紫条院さんに、俺も笑顔を返す。
ああ確かに……この時間はずっと続いて欲しい。