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主と猫(全)(12)

2024-03-25清涧寺伏见义康清涧寺冬贵 来源:百合文库
「え?」
“什么?”
戸惑った伏見の耳に、一言、届いた。
伏见正疑惑着,突然,从耳朵里传来一声。
「にゃあ」
 “喵~”
「………」
“……”
ばくんと心臓が震え、伏見の手からぽたりと鼠が落ちる。
伏见的心狠狠地抽动了一下,手里拿着的老鼠玩偶也掉了下去。
それに三毛が飛びついたが、捨て上げる気力さえ起きずに、伏見は慌てて振り返った。
小花飞快地扑了过去,但伏见连捡起玩偶的力气都没有,他慌忙地回头。
冬貴は平素と変わらぬ表情をしており、たった今、にゃあと鳴きたのが空耳のようだ。
只见冬贵还是跟平常一样的表情,上一秒听到的喵叫却像是伏见听错了似的。
思わず彼に近寄り、伏見は「もう一度言ってくれ」と頼み込んだ。
伏见不由得靠过去,想让冬贵再试一遍。

主と猫(全)


「嫌だ。」
“不要。”
「頼む。今の声は可愛かった。おまえがどんな顔をして鳴くのか、見たいんだ。」
“求你,刚才那声太可爱了,我想看看你是用什么表情发出来的。”
「いつもは可愛くないのか」
“平常就不可爱吗。”
「そうではなく、言葉の綾だ」
“不是这样,那只是措辞而已。”
拗ねているとは、知っていた。
伏见知道,他只是在闹脾气。
しかし、まさか冬貴がこんなにわかりやすい拗ね方をするとは思いもよらず、伏見はいたく感動していた。
但没想到他会这么明显地闹脾气,伏见大为感动。
「私を啼かせたいのなら、することがあるだろう?」
“想让我(叫)的话,你知道该怎么做的吧?”
——剩下的是另外的价钱了(。
ヒカリ脑海里的想象(bushi


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