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主と猫(全)(11)

2024-03-25清涧寺伏见义康清涧寺冬贵 来源:百合文库
「いい子だ、ほら!」
“真乖,来!”
「にゃにゃっ!」
“喵喵!”
あまりに面白く飽きることもなく遊ぶうちに、十分も経っただろうか。
伏见正兴致勃勃地逗猫玩,不知不觉大概过了十分钟。
「……何をしている」
“……你在做什么。”
「冬貴、起きたのか」
“冬贵,你醒了啊。”
「私も最初から起きている」
“我从一开始就醒着。”
冬貴の声は冷ややかで、徹底的に不機嫌そうだった。
冬贵冷冷地说道,声音听上去不高兴极了。
「そうか、気づかなかった」
“是吗,我都没注意到。”
「ご挨拶だな」
“那你还真是专心。”
冬貴はまだご機嫌斜めで、肘を使って上体を起こし、伏見を真っ向かから見据えた。
冬贵还是一脸不爽的表情,用手肘撑起身子,直直地盯着伏见看。

主と猫(全)


「もう猫はいいだろう」
“你已经玩够猫了吧。”
「うん?そうなのだが、うちの三毛は可愛いぞ」
“嗯?可能是吧,但我们家小花很可爱啊。”
伏見は目を細めて、なおも猫から目を離さずに棒を激しく降ってやる。
伏见眯起眼睛,但视线仍没有离开小猫,手里还在飞快地晃动小棍。
「冬貴、おまえもこの子と遊んでやっているか」
“冬贵,你也有在跟这孩子玩吗。”
「なぜ私が猫にかまねばならぬ」
“为什么我一定要陪它玩。”
冬貴は素っ気なく答えた。
冬贵冷淡地答道,
「だが、こんなににゃあにゃあ鳴かれたか、放っておけないだろう」
“但是,你听它这么喵喵叫,总会忍着不理它吧。”
「ではおまえ、私がにゃあと鳴けばかまうのか?」
“那我对你喵喵叫,你就会理我吗?”

主と猫(全)


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