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第21话 欣喜的理由是(8)

2024-03-25恋爱轻小说后悔校园恋爱日轻 来源:百合文库
自分の言葉に一切の照れを感じていない様子で、屈託なく紫条院さんは言う。
ちょ、ちょっと待ってくれ!
 そんな澄み切ったピュアな調子で殺人的な台詞を連発されたら……!
「新浜君がクラスのみんなに認められていくのは、何故かとても気分が良かったのですけど……忙しすぎてどうしても勉強会もお話しする機会も減っていました。だから今日は新浜君と一緒に文化祭を回れて心が喜んでいるんだと思います!」
輝く太陽のような笑顔で、紫条院さんは言い切った。
そして俺はと言うと、まるで絨毯爆撃を喰らったかのようにマインドが粉々に粉砕されていた。オーバーキルすぎて呼吸すら上手くできない。
「……ふー……ふー……」
「あれ……どうしたんですか新浜君? 私何か変なことを言ったでしょうか?」
言ったよっ! 言いまくったよっ!
 その台詞に一切の羞恥を感じないなんて、天然にもほどがあるだろ!?

第21话  欣喜的理由是


(ああもう、やっぱり敵わないな……)
プラネタリウムでは静謐かつ優しい言葉で俺を元気づけてくれたと思ったら、間をおかずに今度は天然ぽややんなスタイルで無自覚の核爆弾を投げてくる。
 もう一生勝てる気がしない……。
けれど……面と向かってここまで言ってもらったのだ。
 頭はまだクラクラしているけど、俺も俺なりの言葉を返さないといけない。
「俺も――」
「え?」
「俺も心が喜んでいたよ」
純真な目でこちらを見ている紫条院さんに、俺は心の内を吐露する。
「正直に言うとさ、俺にとって文化祭はただ過ぎ去るだけのイベントだったんだ。やる気をもって何かを作り上げることも、全力で楽しむこともしてこなかった」
自分にはそういう眩しい青春は無縁だと思い込んでいたから。
「けど俺が文化祭にガッツリ関わる機会を紫条院さんがくれたから、今までとは比べものにならないほど祭りの景色が輝いて見えた。そして、そんな中を紫条院さんと一緒に回れて……ずっとテンションが上がりっぱなしだった。浮かれていたのは俺もなんだ」

第21话  欣喜的理由是


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