百合文库
首页 > 网文

第12话 黑心企业、不行、绝对不行(8)

「ああ、大学に行こうとは思ってるけど、どのくらいのランクにするかで悩んでいる感じかな」
第二の人生の進路をどうするか?
 これは過去に戻ってからずっと悩んでいるが、一つだけ確定しているのはブラック企業は絶対お断りということだ。
ならば目指すはかつての記憶でホワイトと言われていた企業だが、そこはいずれも大企業でことごとく入社が難しいので、やはりそれなりの大学を狙う必要がある。
「まあ、なるべく良い大学に行ってちゃんとした企業に勤めたいっていうありきたりな話だよ。紫条院さんはどうするんだ?」
「ええと……大学を出た後はお父様が就職先を用意すると言うんですけど、そういうのはちょっとズルいので気が進まないんです」
真面目だなぁ。
 大会社の社長である父親が用意するからにはかなり良いところだろうに。
「でもどういう仕事が自分に合っているかわからなくて……漠然と求人のポスターとか見てると『どんな人でも大歓迎』とか『アットホームな職場』とか『熱意が評価される職場です!』みたいな言葉には惹かれますけど……」

第12话  黑心企业、不行、绝对不行


「へぇ、そうなん――え?」
いやちょっと待て。今なんて言った?
 若手歓迎? アットホームな職場? 熱意が評価される職場?
「それらの職種の中からとにかく『どれでも』『入れそうなところ』に就職してみて、後は『どんなに辛くても意地でも我慢して』頑張ってみようかなって――」
「だめだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ひゃあ!?」
なんて恐ろしいことを言うんだ!?
 そのプランはほぼ地獄への直行便でしかないよっ!
「あの……その、どうしたんですか新浜君……?」
「いいか、よく聞くんだ紫条院さん」
目を白黒させる紫条院さんに俺はガチな顔で向き合う。
「そんなキャッチフレーズを無警戒で鵜呑みにしちゃだめだ!」
「ええっ!?」
「『どんな人でも大歓迎』はキツすぎて辞める人が多すぎるって意味で、『アットホームな職場』は社長の一族が独裁してるケースが多い! 『熱意が評価される職場』は要するにノルマや残業が酷いってことだ!(※個人的感想)」

第12话  黑心企业、不行、绝对不行


猜你喜欢