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第12话 黑心企业、不行、绝对不行(7)

・完成形に至るための順序を示して今自分がどこをやっているか理解させる
・新人をリラックスさせて質問しやすい雰囲気を作る
・とにかく褒める
「最終的にこことここがイコールになる式を作ればいいんだ。だからここのXの値がいくつなら都合がいいか考えていくと……そうそう! なんだすぐわかるじゃないか紫条院さん!」
「ふふ、教え方がいいからです。あ、それとここのことなんですけど――」
俺が要所要所で褒めると、紫条院さんは恥ずかしそうにはにかんだ。
(そうそう、こういう雰囲気が必要なんだよ。気軽に質問できるゆるい空気が)
勉強開始直後の紫条院さんは勉強への苦手意識からか、普段より言葉少なめで緊張していた。
だけど今はどんどん質問を出すし、わからないことに萎縮しない。
俺が狙ったとおりの状態だ。
(一番マズいのは質問しにくい固い空気になることなんだよな。質問できないからわからないところがわからないままだし、信頼関係もまるで深まらない)

第12话  黑心企业、不行、绝对不行


俺が新人の時は上司の「わからないことはなんでも聞けよ」→「そんなこといちいち聞くな!」→「ミスした!? なんで俺に相談しなかったんだ!」の理不尽三連コンボで質問が怖くなってしまい、仕事の正解がわからなくなった時があった。
だから何かを教える時、相手を可能なかぎり褒めることにしている。
 褒めるということは相手の頑張りを見ている証拠であり、褒められることは人間の心を動かすガソリンなのだから。
「ふぅ……ちょっと休憩するか。もう一時間半もやってるし」
「はい。あのその……とても時間を使わせてしまってごめんなさい。この埋め合わせは後日させて頂きますから……」
「いやいや気にしなくていいって。自分の勉強にもなるし」
むしろ紫条院さんに勉強を教えるなんてオイシイ思いは、金を払ってでも味わいたいのだ。
「新浜君は何だか最近とても勉強していますけど……もう進路を決められたんですか?」

第12话  黑心企业、不行、绝对不行


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