百合文库
首页 > 网文

第9话 学校阶级排名上升了(7)

「お前……マジでランクが上がってるな」
「は? ランク?」
銀次が神妙な顔で呟いた言葉の意味がわからず俺は目を瞬かせる。
「スクールカーストのランクだよ。以前のお前は俺と同じ下層だったけど今や人気ポイントが増して中層……もしかしたらそれ以上になってる」
「いやいや……そういう区分ってそう変わったりしないだろ」
「普通はな。けどお前の変わりっぷりは普通じゃないんだ」
まあ、長年の社畜生活を経験した高校生なんて悪い意味で普通じゃないが。
「なんか全体的に垢抜けてきて、誰でも気後れしないで喋るようになる。ケータイやパソコンにやたら強くなってよく人助けをするようになる。極めつけは火野の件だ。カツアゲヤンキーを公衆の面前で怒鳴ってワビ入れさせたって噂になってるぞ」
「まあ、多少は変わった自覚はあるよ。でも火野の件はあいつが俺から財布を奪おうとしたのが悪いんだぞ。そんなことされたら誰だってキレるだろ」

第9话  学校阶级排名上升了


「それでも怖くてブルっちまうのが俺らだったろ。見てた奴によると周囲の奴も呆気にとられるほど殺気出てたらしいじゃん。やっぱしお前異世界で修羅場を潜って帰ってきただろ?」
「まあ……修羅場デスマーチは間違いなく何度も潜ったな。地獄過ぎて記憶が飛んでる部分も多いけど連日徹夜で戦ってもまるで終わりが見えない戦場で『あ、そうだ。屋上から飛び降りたら休めるじゃないか』と一瞬本気で考えたことは憶えてる」
「奴隷兵士ルートえっぐいな……」
「ああ、えぐい。夢も希望もそもそも頭の中に発生しなくなるしな」
あれがある種の洗脳だと気づけるのは、今こうしてあの場所を離れたからだ。
 思考力が落ちて自分が地獄にいるという自覚すらなくなるしなあ。
「まあ、冗談はさておき今来てたのもスポーツ少女で人気のある筆橋と、野球部で彼女持ちの塚本だぞ? そういう奴らがお前を頼ってくる時点でもう底辺じゃねえよ。お前自身、周囲の目が違ってきたのは気づいているだろ?」

第9话  学校阶级排名上升了


猜你喜欢