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屋敷を救ったカエル

2023-11-01 来源:百合文库

屋敷を救ったカエル


むかし、江戸の町は『火事が名物』といわれるほど、いつもあちらこちらで火事がおこっていました。
ある冬におきた火事は強い北風にあおられて、百二十をこえる町が焼けてしまったのですが、この大火事でも無事だった家がありました。
それは麻布(あざぶ)という町の山崎(やまざき)という侍の屋敷で、まわりの家々が全部焼けてしまったのに、この屋敷だけはどこも焼けずにすみました。
これは、それにまつわるお話です。
ある夜、この屋敷の池に住んでいるカエルたちが、屋敷の夜まわりにやってきた使用人を池に引きずりこんで殺してしまいました。
この話を聞いた屋敷の主人が、大変怒って言いました。

屋敷を救ったカエル


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