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《因为不是真正的伙伴而被逐出勇者队伍,流落到边境展开慢活人生8》-第二章 4/6(11)

「ひとまずあなたの家族を呼ばう、話はそれからでも良いだろう」
***
2時間後、ケイトさんの家。
「それじゃあ、この丸薬を水で飲んでくれ」
俺は麻酔薬を渡して飲ませる。
「川分後にべッドに横になってもう1粒、そうしたらばーっとするだろうけど、そのまま目をつぶっていればし、いから」
「う、うん……」
両親と夫からの説得もあり、彼女は手術を受けることを決意した。
余所者である俺の言葉を信用してくれるのか不安だったが、もともと貴族の旅行者が訪れる村ということで、余所者は豊富な知識を持っているという認識か村の人達にあったのか良い方向に働いたようだ。
「さて」
ケイトに麻酔が効いたのを見て、 俺は小さなナイフをアルコールで拭く。
「レッドって薬学だけじゃなくて本格的な医者としての知識もあったんだね、 私も冒険者だった時に縫合のやり方はおばえたけど、 ここまでやるのは無理だわ」
俺の手伝いをするため隣に立っリットが言った。

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ちなみに今使っているナイフはリットの私物で、 ロガーヴィアにある古代エルフの遺跡で手に入れたものらしい。 未知の金属でできたそのナイフは鋼のナイフより鋭く頑丈だ。
「はは、 まあ軍医ってのもピンキリでなあ、 バノ、ムート騎士団の軍医を連れ回すわけにもいかないから別の部隊の軍医に任せるんだが……今思い出しても恐怖か蘇ってくるよ」
「へえ、たとえばどんなのかいたの ?」
「 『僧侶』 の加護持ちで1日4回までなら回復魔法が使えるというやっだったんだが、それ以外は止血の仕方も知らないし、負傷者を前にまずたつぶり神に祈りを捧げないと応急処置もしないって酷いャプ軍医だったよ そりやみんな真剣に医術講習受けたもんさ」
「うわあ、そりや大変だったねえ」
リットの苦笑を見てから俺はケイトの側に立つ。
さて、やるか。
台におかれた道具がすべて揃っているのを再度確認してから、俺は手術に取り掛かった。
『殺すのに比べて生かすのにはまた違った面白さがある』

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