《因为不是真正的伙伴而被逐出勇者队伍，流落到边境展开慢活人生8》-第二章 4/6(9)

また内臓を損傷しているケースもない その場合は、 傷を塞ぐポーションという結果になるだろう。
「これは内臓の炎症……おそらく虫垂炎だな」
俺はさらに女性を問診して、朝から吐き気や嘔吐、痛みがあったことを確認し、虫垂炎だと確信する。
倒れたのも痛みだけではなく失神してしまい倒れたようだ。
「虫垂炎なら手持ちのマジックポーションでもひとまず治せるが……」
高価なマジックポーションを使えば、炎症を緩和することもできる。
だが炎症を治癒しただけでは多分再発するだろう。
今回はたまたま俺達がいたか、ゾルタンから離れたこの村ではまた次ここまで炎症が進行したら命に関わるかもしれない。
「とにかく家に運ばう」
俺とルーティは腹部を圧迫しないように女性を抱えると、この近くにある家へと運んだ。
「一応聞くか、 この村に外科的手術ができる者はいるか? 」
「げ、げかてきしゅじゅつ?」
女性は言葉の意味を理解するのに一呼吸必要だった。

「イボを切るのが上手い爺さんならいるけど……」
「さすがにイボの感覚でできることじゃないな」
さて……俺は医者じゃないのだが、騎士として肉に食い込んだ矢じりを切開して取り除いたり、破れた腸を縫い合わせるような知識と技術の教育も受けている。
手持ちに麻酔薬や止血剤もある、それに治癒の魔法を使えるリットとルーテイもいる。
手術をやれる用意はあるな。
「俺はレッド、あなたの名前は?」
「ケイト……」
「よし、ケイトさん。俺はゾルタンで薬屋をやっている者だ。 あなたは盲腸……腹にある内臓の一部か傷んでいるんだ」
「な、内臓！？ 」
ケイトという名の女生は青ざめた。
「わ、わ、私はもうダメなの……？」
「いや大丈夫、治療はできる」
「で、でも私の母親も婆さんも腹の痛みで倒れて死んだんだよ……だから私もそうなるんじゃないかってずっと思ってて」
ふむ、虫垂炎を起こしやすい家系なのかもしれない。