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蝶は聖夜に羽ばたく(四)(16)

僕は別に、櫻子さんを盲信してるわけじゃない。確かに彼女に会って、色々なものの見方が変わったり、知らない世界に足を踏み入れはしたけれど、でもその中から僕は『選んだ』んだ。
好美さんだってそうだろう——清美さんと一緒にいる事を、彼女は自分で選んだんだ。自分を捨ててでも。
その選択を貶おとしめたりはしたくない。

蝶は聖夜に羽ばたく(四)


「そうですよ、寒くないですか?しっかり温めた方が良いですよ。もう少し暖房上げて貰もらいます?急いでコンビニ寄って、僕温かい飲み物とか買ってきましょうか?」
だから好美さんのかわりに千葉さんに問うた。
「え?あ……ああ、別に……平気だけど……」
「足とかかじかんじゃってません?これ、使ってください」

蝶は聖夜に羽ばたく(四)


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