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《因为不是真正的伙伴而被逐出勇者队伍,流落到边境展开慢活人生8》-第二章 1/6(11)

そうばそりとつぶやいたルーティを見てダナンは驚いて口を開け、それから声を出して笑った。
***
翌日、夕方。
ゾルタンから川をさかのばること1日、距離にしておよそ鬨キロメートレ。
渓谷にある村の名はセントデュラント村。
ゾルタン開拓時代に活躍した英雄的木こりのデュラントという男が没した地らしい。
戦争の英雄ではなく、ヒルジャイアントの襲撃で家と薪を失った開拓民のために、木々を次々と伐採して運び、開拓民を冬の寒さから救ったカ自慢の木こりの英雄である。
なんとなくゾルタンらしくて好感が持てる。
「んー、のどかなところだね」
川沿いの道の先にセントデュラント村が見えてきた。
緩やかな山の斜面に段々畑と、木造の家々が見える。
「渓谷の間の村というからもっと秘境みたいなところを想像していたのに」
「夏の間、旅好きな貴族の避暑地として使われるみたいだな、ゾルタンから離れた田舎であることは確かなんだけど結構整備されているみたいだ」

《因为不是真正的伙伴而被逐出勇者队伍,流落到边境展开慢活人生8》-第二章 https://wimgs.ssjz8.com/upload/1/6


英雄ゆかりの地で過ごす夏、 たしかに貴族が好きそうな土地だ。
ゾルタンから距離があり、行商人も滅多にこない土地ながら、貴族達が様々な品物を持ち込むことで、 辺鄙ではなくのどかと形容すべき村へとなったのだろう。
「お兄ちゃんもこっちには来たこと無いんだね」
「薬草を採りに行くならこっちじゃなくて、 いつもの山に行くからなぁ」
俺達は雑草の生えた街道を進む。
見えてきた村のモンスター対策の柵は比較的立派だ、貴族が援助したのかも知れない。
「おや、旅人さんかい?」
柵の入り口に立つ見張り台には村の男がいた。 
「ああ、しばらく滞在したいんだが」
「この時季に旅人が来るとは珍しい 宿の準備もできていないだろうが、まあ泊まることはできるだろう」
男の口調から旅人慣れしていることか分かる。
「宿に行くにはどうすればいい」
「一応広場の酒場が宿も併設しているが、馬小屋の一角と毛布を一枚借りられるだけだ」
騎士だった頃にそういう宿も使ったことはあるが……それじゃあせつかくの休暇が台無しだ。

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