《因为不是真正的伙伴而被逐出勇者队伍,流落到边境展开慢活人生8》-第一章 2/4(16)
「ふんふーん」
リットはテントのポールに布を張りながら鼻歌を歌っているご機嫌だな。
「よし、こっちはできた」
「私もOKだよ」
俺達は立て終わった最大2人収容できる大型テントを見て達成感に浸る。
「こんなに大きいのを立てる必要あったのですか?
「テイセ、ダナン。 薪も集め終わったんだな」
「おうよ、見ての通りだぜ」
テイセは背負い袋いつばいの薪を、ダナンは高さ3メートルはある薪の塔を左の人差し指の指先に載せ運んでいた……しかも紐でしばることもなく。
「バランス感覚とカの制御によい特訓だろ? それに落としたら地面に散らばった薪を集めて、また組み立てるんだぜ? 気合いも入るってもんだ」
「……本当ダナンだな」
「おうよ」
多分長い入院生活を終え、ダナンも少し浮かれているのだろう。
いつもよりちょっと奇行が激しい。
「お兄ちゃん」
「あ、ルー……ティ」
そこに立っていたのはルーティ。
両手の指1本すつにダナンと同じ高さの薪を載せている。
合計本数はダナンの川倍だ。
「見て、私もできる」
もはやどういう力学で薪が崩れず塔の形を保っているのか理解できない。
「ルーティはすごいな」
「えっへん」
ルーティは大量の薪の塔を奇跡のバランスで保ったまま、器用に喜んでない。
「さすが勇者様……おっと、今は勇者様じゃなかったか、さすがはルーテイだな」
ダナンは感嘆して笑う。
「よおし、もう一度薪を集めてくる!」
「いやいや、もう十分過ぎるほど集まってるから!」
再び薪集めに行こうとしたダナンを俺は慌てて止めたのだった。
***
「さて、 テントも立てたしそろそろお昼にするか」
テント、 火が消えない程度の火力で小さく燃えている焚き火、 鍋を設置する鉄輪、 水の入ったバケッ。
直ぐ側を小川か流れているから水には困らない 。
食料は約3日分 。
肉に野菜に卵と色々揃っている 。
リットはテントのポールに布を張りながら鼻歌を歌っているご機嫌だな。
「よし、こっちはできた」
「私もOKだよ」
俺達は立て終わった最大2人収容できる大型テントを見て達成感に浸る。
「こんなに大きいのを立てる必要あったのですか?
「テイセ、ダナン。 薪も集め終わったんだな」
「おうよ、見ての通りだぜ」
テイセは背負い袋いつばいの薪を、ダナンは高さ3メートルはある薪の塔を左の人差し指の指先に載せ運んでいた……しかも紐でしばることもなく。
「バランス感覚とカの制御によい特訓だろ? それに落としたら地面に散らばった薪を集めて、また組み立てるんだぜ? 気合いも入るってもんだ」
「……本当ダナンだな」
「おうよ」
多分長い入院生活を終え、ダナンも少し浮かれているのだろう。
いつもよりちょっと奇行が激しい。
「お兄ちゃん」
「あ、ルー……ティ」
そこに立っていたのはルーティ。
両手の指1本すつにダナンと同じ高さの薪を載せている。
合計本数はダナンの川倍だ。
「見て、私もできる」
もはやどういう力学で薪が崩れず塔の形を保っているのか理解できない。
「ルーティはすごいな」
「えっへん」
ルーティは大量の薪の塔を奇跡のバランスで保ったまま、器用に喜んでない。
「さすが勇者様……おっと、今は勇者様じゃなかったか、さすがはルーテイだな」
ダナンは感嘆して笑う。
「よおし、もう一度薪を集めてくる!」
「いやいや、もう十分過ぎるほど集まってるから!」
再び薪集めに行こうとしたダナンを俺は慌てて止めたのだった。
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「さて、 テントも立てたしそろそろお昼にするか」
テント、 火が消えない程度の火力で小さく燃えている焚き火、 鍋を設置する鉄輪、 水の入ったバケッ。
直ぐ側を小川か流れているから水には困らない 。
食料は約3日分 。
肉に野菜に卵と色々揃っている 。