转生英雄之女527--530话(21)
2023-05-16 来源:百合文库
コルティナは滂沱の涙を流しながら、俺に詰め寄って来る。その視線は昔と違い、俺と同じくらいの高さにあった。
ラウムを離れてから三年。俺もそれだけ背が伸びたということである。
「ってか、ニコルちゃんもひどいわよ。全然顔を見せに来てくれないんだもの!」
「えっと、そう、かな?」
実際はレイドとして頻繁に会っているし、ニコルとしてもこちらにはときおり訪れている。
コルティナとも、その度に会話しているのだが、彼女としてはそれでは物足りないらしい。
「代わりにフィーナちゃんを存分に愛でてるから、この地獄にも耐えられるけど」
「にゃああぁぁぁ!」
ワシワシとフィーナの頭を掻きまわし、頬擦りをするコルティナ。おかげでせっかくセットしたフィーナの髪形が乱れてしまっている。
そのコルティナの手からフィーナをひょいと回収し、手早くセットしなおすフィニア。彼女も物怖じしなくなったものである。
「それにしても、すごくめかし込んでどこ行くの?」
「これからフィーナの洗礼式を行うのよ。そのためにアシェラも来てくれたわけだし」
「へぇ……って、アシェラ? ひょっとして教皇様!?」
「あら、私のこと知ってくれてるのね。光栄だわ」
「なんでこんな場所にいるの!? 世界の超重要人物じゃない」
「それをあなたが言うのも、不思議な感じね」
マリアがコルティナに冷静なツッコミを入れる。確かにコルティナやマリアがいる以上、重要人物度ではアシェラは一段落ちるだろう。
ラウムを離れてから三年。俺もそれだけ背が伸びたということである。
「ってか、ニコルちゃんもひどいわよ。全然顔を見せに来てくれないんだもの!」
「えっと、そう、かな?」
実際はレイドとして頻繁に会っているし、ニコルとしてもこちらにはときおり訪れている。
コルティナとも、その度に会話しているのだが、彼女としてはそれでは物足りないらしい。
「代わりにフィーナちゃんを存分に愛でてるから、この地獄にも耐えられるけど」
「にゃああぁぁぁ!」
ワシワシとフィーナの頭を掻きまわし、頬擦りをするコルティナ。おかげでせっかくセットしたフィーナの髪形が乱れてしまっている。
そのコルティナの手からフィーナをひょいと回収し、手早くセットしなおすフィニア。彼女も物怖じしなくなったものである。
「それにしても、すごくめかし込んでどこ行くの?」
「これからフィーナの洗礼式を行うのよ。そのためにアシェラも来てくれたわけだし」
「へぇ……って、アシェラ? ひょっとして教皇様!?」
「あら、私のこと知ってくれてるのね。光栄だわ」
「なんでこんな場所にいるの!? 世界の超重要人物じゃない」
「それをあなたが言うのも、不思議な感じね」
マリアがコルティナに冷静なツッコミを入れる。確かにコルティナやマリアがいる以上、重要人物度ではアシェラは一段落ちるだろう。