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第22话 修罗场才是社畜之华(7)

それは――ダメだ。
 そんなことになったら紫条院さんの笑顔が曇る。
 絶対に許容できない。
なら、話は簡単だ。
「誰も呼び出さないし、ヒマしてるクラスメイトを探しに行く時間もない。だから4人でやるけど、接客スピードも落とさない」
「え、ええ!? そんなの無理だよ新浜君! 練習していてわかったけど、3人も抜けるのはデカいなんてものじゃないよー!」
筆橋の訴えは真っ当なものだ。
 偉い人間はすぐに根性論や効率化を神聖視して少ない人員で仕事をやらせたがるが、どんな業務でも人が揃っていなければ現場は回らない。
「食券販売とオーダー管理を風見原さん、盛り付けとドリンク注ぎを紫条院さん、配膳を筆橋さんでやってくれ。食器を捨てるのはセルフでお客さんにやってもらう。テイクアウトはオーダーの一つとして、皿の代わりにパック容器に入れる感じで紫条院さん担当で」

第22话   修罗场才是社畜之华


「は、はい、了解です! でも……タコ焼きの調理はどうするんですか?」
「ああ、調理は俺が全部担当する。オーダーは片っ端から俺にくれ」
「……マジで言っているんですか? 本来3人でやらないと追いつかないんですよ?」
そう、タコ焼きメニューが1種類だけならまだしも、合計6種類……大ハズレワサビ味も含めれば7種類もあるため、今まで各家庭から持ち寄った3台のタコ焼き機を使って3人でオーダーを回していたのだ。
「ああ、大マジだ。俺はここまでやったこのクラスの出し物の最後にケチがつくのが嫌だしな。それに――」
我知らず、俺はふっと笑みを浮かべていた。
これは俺の領分だ。キーボードやマウスがタコ焼き用ピックに置き換わっただけで、本質的なことは何も変わりがない。
「俺は、こういう修羅場には慣れているんだ」

第22话   修罗场才是社畜之华


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