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第22话 修罗场才是社畜之华(5)

 その言葉の定義は色々あるが、一般的に仕事のタスク(仕事における作業)と処理力のバランスが崩れ、業務が崩壊する最悪の状態を指す。
「まず第一の要因はお客の増加で、『可愛い子が宣伝してたから』と言ってやってくる男性客が殺到しています。正直、美人のCM効果を舐めていました」
なるほど……紫条院さんがプラカードを持って歩いたことで予想以上の男性客が集まってきたのか。けど、そういうことも対応できる人数でシフトを組んだはずじゃ……?
「第二の要因は……シフトメンバーの欠員です。もうすぐ本日最後のシフト時間なんですが、7人中3人のメンバーが使い物になりません」
「え、ええ!? どうしてそんなことになっているんですか!?」
紫条院さんが面食らった様子で言う。
「それが……失敗して生焼けになったタコ焼きがあったのですが、そのシフトメンバー3人を含む男子たちの一部がふざけて食べてしまって……全員仲良くお腹を壊してトイレの住民になってしまったんです」

第22话   修罗场才是社畜之华


「アホかあああああああああああああああああああっ!!」
生の小麦粉なんて食べたら腹を壊すのは当たり前だろう!?
 ああくそ、プラネタリウムでは高校生のパワーを眩しく思ったけど、そういう馬鹿なことをあっさりやってしまうのもまた高校生という生き物なんだって思い出した……!
「つまり、今のシフトメンバーの業務があと数分で終了すると、交代する人員――私、新浜君、紫条院さん、筆橋さんの4人で大量のお客を捌かないといけないということですね」
ここまで準備をしてきた面々は、4人という数字の重みを理解して絶句する。
 食券販売、オーダー管理、調理、盛り付け、ドリンク注ぎ、配膳、テイクアウトの梱包――多岐に渡る業務を処理するにはあまりにも少ない。
「ええと、今入っているシフトメンバーに延長をお願いしたり、他の休憩に入っている人達を呼び寄せたりとかは……」

第22话   修罗场才是社畜之华


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