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《弹珠汽水瓶里的千岁同学》第七卷超长后记(生)(2)

 だから正直、この先に記す内容をあとがきに掲載するかどうかは最後の最後まで悩みました。書き始めたいまでもまだ悩んでますし、書き終わったら担当編集の岩浅さんにも相談します。
 というのも、僕はSNSでもあとがきでも、基本的に自作の解説や制作裏話、それから作品に関わる自分語りをしない主義です。語りたいことは物語のなかで語るし、読者の方にはそこから得られるものだけを持ち帰ってほしい。作品と作者を結びつける必要はないと思っています(これは良い悪いの話ではないので、異なるスタンスをとられている他の作家さんを否定するつもりは一切ありません。あくまで僕の個人的な信条ということでご理解ください)。
 加えて、公の場で冗談の範疇を超えるネガティブな発言をすることもまずありません。
 僕の個人的な負の感情は作品のノイズになってしまうと考えているからです。
だけど今回だけはその信条を曲げて、少し制作裏話と自分語りをしてみようと思います。
 負の感情を漏らすことになりますが(最後には救いのある話です)、誓って「吐き出さないと耐えられない」とか「苦しみを理解してほしい」というわけではありません。

《弹珠汽水瓶里的千岁同学》第七卷超长后记(生)


 僕は常に自身の感情よりもチラムネを優先していますし、作品に悪い影響があると判断したら間違いなくこうして表には出しませんでした。
 だけど今回の7巻だけは、「この先まで語って完成するんじゃないか」という不思議な感覚がずっと付きまとっていました。
 こういう経験は僕にとっても初めてなので、もしかしたらやっぱり蛇足かもしれないし、作品のノイズになってしまうのかもしれません。
 繰り返しになりますが、ここから先は7巻の制作裏話と作品に関する自分語り、そこにはもしかしたら読者のみなさんが聞きたくない個人的な負の感情も含まれているかもしれません。
 当然のことながら読むかどうかの判断はみなさんにお任せします。
そういうのを知りたくない方は(普段の僕は絶対に知りたくない派です)、次の*から先は飛ばし、最後の謝辞だけを受けとって本を閉じじていただければ幸いです。
 ちなみにネタバレありのため、必ず本編のあとにお読みください。
 それでは少しだけ、語っていこう思います(ここから先は丁寧語抜きでいきます)。

この7巻で、僕はいまだかつて経験したことのないスランプに陥った。

《弹珠汽水瓶里的千岁同学》第七卷超长后记(生)


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