百合文库
首页 > 网文

第8话 我的老哥不可能这么帅(12)

 ……悲しいなぁ。
「で、で、兄貴のお目当てってどんな子なん? 美人? ギャル? スポーツ少女? 兄貴好みの巨乳なんだろうなーとは予想つくけど!」
中学生らしく恋愛の話題には興味津々なようで、妹はやや興奮した様子で俺の好きな子のことを聞いてきた。
だがまあ、別に隠すようなことでもない。お前が聞きたいというなら存分に兄貴は語ってやるぞ香奈子。
「ああ、教えてやるよ。その子は俺のクラスメイトでな。名前は――」
そうして俺は妹に紫条院さんの魅力を思いつく限り語ってみせたのだが……たった20分で妹が限界に達した。
「あー! もういい! もーいーって! 兄貴がどれだけその人が好きかわかったから! ああもう、好きなことを語る時はめっちゃ喋るところは以前と変わってないじゃん!」

第8话  我的老哥不可能这么帅


「まだ語り足りないんだけどな……まあでも紫条院さんがどれだけ素晴らしい人かはわかっただろ?」 
「というか何その人……美人でおっぱいが大きくてお金持ちのお嬢様で、誰にでも気さくに話してくれるほど優しくて天然……? 本当に実在するの? 妄想が具現化したみたいなヒトじゃん」
「確かに冷静に分析したら妄想の塊にしか聞こえないな……。まあいい、なら実際どんな人か見せてやるよ」
紫条院さんのあまりのスペックにその存在すら疑い始めたので、俺は仕方なく自室に戻ってクラスの集合写真を持ってくることになった。
俺が前世において後にスマホに取り込んだ写真で、過去に戻る直前の死の淵で見ていたものだ。
「うっわ……マジいるんだ。うわー……何これめっちゃ美人でめっちゃおっぱい大きい……おまけに凄い純粋っぽい笑顔……」

第8话  我的老哥不可能这么帅


猜你喜欢