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第5话 放学后是决定好的好感度事件和生意买卖(14)

「別にどうこうする気はないけど、これ以上紫条院さんに絡むのなら俺も口が軽くなるよ?」
「ちっ……! てめえ絶対チクるなよ! チクったら彼氏に言って殺すぞ!」
そう言い捨てると、花山はさっさと去って行った。
話の中身がわかっていない取り巻きたちも「え、ちょ、どうしたのミチコ!?」と怪訝な顔になりつつも、「ああくそ、もういいんだよそいつらはっ!」と吐き捨てる花山の後を追う。
いやまあ……俺が言わなくても一年後にバレて退学になることは確定してるんだけどな!
その未来が訪れた際、花山が死刑判決を喰らったように絶望することを知っている俺は、何も知らない援交詐欺女の背中をニッコニコで見送った。


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