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こぶ取り(3)

2023-11-01 来源:百合文库
「うん、おしくなった!」
 すると吉四六さんは、やっと手オノを下に置いて、
「じゃ、今日は止めておこう。だが、こぶの代金は払ってあるのだから、大事にしまっておいて下さいよ」
 そして吉四六さんは、隣にいた息子の太郎兵衛に言いました。
「太郎兵衛、お前が証人だ。おじいさんがこぶを邪魔だと言ったら知らせてくれ。すぐに取りに来るから」
「うん、わかった。じいさまがちょっとでもこぶを邪魔だと言ったら、すぐに知らせるよ」
 それからおじいさんは、こぶを取る事をあきらめたという事です。
おしまい


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