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蝶は聖夜に羽ばたく(四)(5)

本当は彼女も怖いんだ。
「悪い事をしてはいけないと、死んだお祖母ばあちゃんがいつも言っていました。悪い事は、いつか必ず自分に返ってくるからって……」
「それが何?自分に返ってきたからってなんだっていうの?この世で一番大切な人がいなくなった世界で、からっぽに生き続ける以上の地獄があると?」

蝶は聖夜に羽ばたく(四)


脳のう味噌みそをフル回転させて、彼女をなんとかして止めたかったけれど、残念ながら僕の言葉はやっぱり響きそうにない。
今度は僕が息を吐いた。
今こうやって車内で話して、どうにかするのはムリだ。
勿論もちろん諦あきらめはしないけれど、冷静にタイミングを見計らって、今は大人,ないと思った。

蝶は聖夜に羽ばたく(四)


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