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【原创小说】【日文】ユートピア(中)(2)

2023-08-20 来源:百合文库
 久坂も例外ではない。二年後、彼は失敗した。卒業論文は簡単に脳区の研究をしたのである。
 しかし彼は諦めない。執念があるから。

「XX24年、晴れ。答弁は終了しました。私の大学生活もここで終了します。これからは大学の研究者として生きていきたいです。私は、これからも、またその後も、自分を死なせないように、他の人を救えるように!」
 そう、敬語で日記書く。他の人から本当のものが得られないのなら、せめて自分が自分に優しくすればいい。
 久坂は別の道を選らんだ。
 生理的な「永生」が実現できないのなら、自分の意識を整理して、もう一つの自分を作って、その代わりあの機械を自分の代わりに生きようとすれば良い。ここでは矛盾があるのだ。
 例えば一卵性双生児の場合は、遺伝子がほぼ同じな場合に、この二人は社会的なファクターで同じ人にはなれないのだ。姉と妹、兄と弟。一人がもう一人より年齢が高く、もう一人が低いのだ。

【原创小说】【日文】ユートピア(中)


 それと、自分が既に存在している限り、自分はもう一人にはなれない。自分はいつも自分一人である。自分が経験したこと、自分の生まれつきのもの、自分が社会での位置、全く同じ人などは、いない。いわばこの世に同じな葉は二つあるわけがない、したがって、人も同じ川に入れないのだ。
 久坂はもちろんこの矛盾を気づいた。でも、それが唯一の方法かもしれない。
 自分の執念であろう。自分が信じているだけからこの事実は成立するのだろう。そう、自分がそれを信じれば自分がもう一つの体にいられるのだろう。
 しかし、色々な意味で処理する必要がある。聴覚・視覚・味覚・触覚・嗅覚という五感と、その上の更なる不直観的な感覚がある。意識がこのような元素がなければ成立しないのである。
 ああ、ならば感覚の研究が必要だと久坂は嘆く。

「XX84年、雨。生理的刺激、それが視覚的刺激の写真、嗅覚的刺激のホルモンの匂い、聴覚的刺激の呻き声、触覚的刺激の物作り、全部揃っていなす。」

【原创小说】【日文】ユートピア(中)


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