【原创小说】【日文】ユートピア（上）(3)

　いつも彼女に対しては優しく、そして彼女本人を養い、知識を教えるその老僧が、この時信じてくれなかった。
「信じてください！あの、私がこの丸一日食べなかったことがその証です！」
　と彼女の言葉が激しくなり、
「いいだろう、明日私が試してみるよ」
　という住職の一言。
　しかし、住職は、実は、彼女の口を止めるために言った誑かしである。
　そして彼女は、このことを、尚海に教えた。
◆
その後。
　寺は何十人の説得者がきて、この技術を彼らたちに教えて、協力せよと言った。
　なんだろう、彼女は教えたくはない。教えたら、知る人は知る、知らない人は知らないという局面になるのである。彼女はそう期待しておらない。
　尚海は協力すると選択したがる。彼は、こうやったら自分に利益をもたらすのだと信じておる。出世したとはいえ、彼は、彼女に私心を持ち、彼女を愛している。彼はそう図る：
「これが終わったら、この寺を出て、これよりも幅広い世界、例えば東京、例えばオクスフォードに行こう！彼女を連れて！」

　しかし、彼は知らない。彼が好きな彼女は、この寺にしかいないのだ。
◆
ＸＸ８９年、その一年後、彼女は寺を出ると決心した。
　彼女の心には、もう寺一つ固くあるから。
　彼は、彼女を探し始めた。
◆
ＸＸ９２年、十六歳の彼女は、暗殺された。
　幸い、彼女はもう中国、韓国、越南などの国に入り、彼女の信徒を培った。
　段々、この世は、食べらなくても良いという世界になった。
　でも、私たちは、彼女の名前を知らなかった。しかもしれなかった。この聖女が本当に存在しているのか。それを証明することすら、関の山。
　でも、今の世界が食べ物が必要がないというのが、本当なんだ。
　尚海が、公衆の前に言った物語である。