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第27話 帅哥能不能死绝啊(8)

「しかしまたえらいのに目をつけられたな……よりによって『王子様』の御剣隼人か」
「え? あいつマジでそんなあだ名なのか?」
「ああ、家は御剣グループを経営する一族で、本人もイケメンでスポーツ万能で成績優秀で、まるで少女漫画から出てきたみたいな俺様系だから女子たちはそう呼んでるらしい」
なるほど……そこまで完璧超人だからこそ紫条院さんを恋人にしたがっているのだろう。自分に相応しい『上』の女子を求めているのだ。
「けどなんでそんな奴が普通の高校にいるんだよ……私立の金持ち学校に行けば良いだろうに」
「中学は私立の名門学校に行ってたらしいけど……噂だと自己中すぎて他の金持ちの子どもとトラブルを起こしまくったから高校は普通のところを親に強制されたとか何とか」

第27話 帅哥能不能死绝啊


「トラブルになっても問題にならない庶民しかいない高校にしたってか? 本当だとしたら迷惑すぎるだろそれ……」
ただまあ、あの性格じゃトラブルを起こしまくったという部分については信憑性が高いな。
「それにしても『勝負だ! お前が負けたら今後俺の好きな子に近づくな! はい決まりぃー! 俺が決めたから決まりぃー!』って小学生かよ。聞きしに勝る俺様ぶりだな……」
「まあ、ちょっと会話にならなかったな」
前世における高校時代の俺とは真逆の意味で、あの王子サマのコミュニケーション能力はかなりヤバい。
「でもまあ……結局お前は何の約束もしていないんだから別に何もする必要はなくね? 御剣が勝負だペナルティだと騒いでも付き合う必要はないし」

第27話 帅哥能不能死绝啊


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