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第三話 カラメル付けの微笑み 《星与少女之章》土罗星计划原创轻小说 【日文版】(4)

「問題はないですね。皆様の事前調査は既に完成しておりますので、面接などは行わないとなります。よければ皆様は早速寮に移動してください。具体的な日程は後程寮にお届きいたします。」
「えっ、今すぐって?荷物など、結構時間かかりますよね。どうしたらいいですか」
「既に皆様の保護者に連絡しておりました。荷物は後程宅配便で寮にお届きしますのでご心配なく」
「えっ、仕方がないなあ、そうしようか」
 文句を言いながら、三人はエレベーターで935階の寮に移動していく。
同ビル935階 プロトロ寮
「わあ、すごいわね」
 ガラスの窓から差す陽光は、部屋を照らす。270°の窓から眺める浜海都心の高層ビル群。二階のロフト式の寮は木製のようなデザインで落ち着く雰囲気が溢れてくる。
 いわゆる「偉い人じゃないと住むことができない部屋」

第三話 カラメル付けの微笑み 《星与少女之章》土罗星计划原创轻小说 【日文版】


「私ごとき、ここに泊まるなんて」
 紬羽はびっくりした。
「はい、皆様、ここはプロトロ寮でございます。では、ご案内いたします。中へどうぞ。」
「こちらはロビーですね、なかはお知らせ用のテレビです。仕事についての情報はここに載っています。」
「こちらは台所でございます。設備は完備ですので、ご自由にお使いください」
「二階の一号室は天宿様のお部屋ですね。二号室は明立様で、三号室は雨上様ですね。」
「はい、これ、これは連絡用のバングルです。何かあったらこれで連絡してください。では、ゆっくり休んでください。」
 君原が立ち退く、雰囲気がすぐに変わった。
「それじゃ」
 紬羽は何も言わずに自分の部屋に引きこもうとした。
「そういえば、昨日のこと、どうして逃げ出したの?私のこと、そんなに嫌いの?」

第三話 カラメル付けの微笑み 《星与少女之章》土罗星计划原创轻小说 【日文版】


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