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清涧寺7番外:瑞花「ずいか」上(2)

2023-12-20 来源:百合文库
渴望那个不在身边的男人的体温。
大きく抜(ぬ)くいたうなじからぼたん雪が入り込み、冬貴竦(すく)み上がった。
大雪块掉进了冬贵大片裸露的后颈里,他缩了缩脖子。
「冬貴」
“冬贵。”
冬貴が緩(ゆ)やかに声のした方角を見ると、インバネスを着く込んだ伏見義康が立っている。
冬贵朝着声音传来的方向慢慢回望,穿着长披风的伏见义康正站在那里。
彼の息は白く、どこから歩いてきたのか、肩(かた)には雪積もっていた。
他吐着白气,肩上带雪,不知从何而来。
「義康」
“义康。”
雪に気取(とっ)られたからか、伏見の気配(きはい)に注意(ちゅうい)を払(はら)っていなかって。
可能是被雪迷住了,冬贵没注意到伏见的气息。
「何をしてるんだ、この寒いのに」
“天这么冷,你在做什么?”
「ん」
“嗯。”
「躰が火照(てら)るのか?」
“身体发热了吗?”
そういうわけでは、ない。
并不是这样。
ただ、どうせ冷えるのであれば何をしても一緒にだというけだ。

清涧寺7番外:瑞花「ずいか」上


只是,反正就会冷,做什么都一样。
その単純(たんじゅん)な事実(じじつ)を、彼は、知らない。
这么简单的道理,他不懂。
「冷たいな」
“手好冰啊。”
冬貴の両手を掴(つか)んだ伏見はそう呟(つぶ)き、身を屈(かが)めてそこに息吐(は)きかけて、「だめか」と呟いた。
伏见握住冬贵双手低声道,然后屈身往他的手呼气,“不行啊。”
「おいで、少(すこ)し火に当(あ)たろう。」
“过来,我们去烤烤火。”
手を引かれながら歩きだした冬貴は、おとなしく伏見の後(うし)ろをついて歩く。そのまま離れに上がろうとしたが、一歩(いっぽ)先に動(うご)いた伏見が手拭いを出してたので、右足を軽く持ち上(あ)げる。
冬贵被伏见牵着,乖乖地跟在他身后走。刚想踏进房里,看到伏见早早地拿出了手帕,冬贵便轻轻抬起右脚。
伏見がその足を丹念(たんねん)に拭(ぬぐ)うを見下ろし、左足もなすに任(まか)せた。
看着伏见仔细擦拭自己的右脚,冬贵便把左脚也交给了他清洁。
「これでいい」

清涧寺7番外:瑞花「ずいか」上


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