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第13话 会议虽然活跃、但是毫无进展(6)

「…………」
嬉しそうに話す紫条院さんを眺めつつ、俺はやや新鮮な気持ちになっていた。
俺の中では、学校行事というものは基本的に苦しいものだった。
運動会は最悪として林間学校や合唱コンクールも苦虫を潰したような顔で参加していた。文化祭はそれよりマシとはいえやはりウキウキしたりはしなかった。
(学校行事を楽しむ……か。そうだよな。それこそ前回の俺が得られなかった青春の過ごし方だよな)
「うん、なんだか俺も妙に文化祭が楽しみになってきたな。ちょっとテンション上がってきた」
「それは良かったです! どんな出し物になるかわかりませんけど一緒に頑張りましょう!」
そうして無関心だった俺もすっかり文化祭モードになり、今回はしっかり楽しんでみようと構えていたのだった。

第13话  会议虽然活跃、但是毫无进展


――だったのだが。
「だからさあ、もっと派手にしよーぜ! そんなんじゃ面白くねーよ!」
「あーもー! だからだりーのはやめろって言ってんだろ!」
「待ってください! 一人の意見をごり押しちゃダメです! みんなで話し合って!」
教室の中に多数の声が響き渡る。
今まさに俺たちのクラスでは出し物を決める会議を開いている。
 一見活発に議論をしているようだったが――内情は最悪だった。
(一体いつまで議論している気なんだ……! もうかれこれ一週間近くだぞ!?)
そう、最初はこの状況を俺も他のクラスの奴らも楽観して見ていた。
せいぜい出し物の候補をピックアップして、どんな内容にするのか決定する会議――それが延々と長期化するとは夢にも思わずに。

第13话  会议虽然活跃、但是毫无进展


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