《因为不是真正的伙伴而被逐出勇者队伍，流落到边境展开慢活人生8》-第三章(24)

「それはそうなんだが、俺にも心の準備というものがあってな……」
「もう見慣れたものじゃない?」
そう言ってリットは笑うが……ソトだって顔が赤くなっている。
「さあさあ、服は洗濯桶に浸け置きしておくから、レッドも早く脱いで！レッドが恥ずかしがるから私まで恥ずかしくなってきたじゃない!」
下着姿で腰に手を当てて言う。
やつばりリットは胸が大きいな……
「何なら私が脱がせてあげようか?」
多分本人は妖艶なキャラを演じて言ってるつもりなのだろうが、照れて声が上ずっている……可愛いだけだ。
そんなリットを見ているおかげで、俺の方は冷静さを取り戻してきた。
「大丈夫だ、今脱ぐよ」
俺も服を脱いで下着だけになる。
「……リット」
リットは両手で目を塞いで「むー」と唸っていた。
「私にも、いの準備というものがあります
「脱げつて言ってたくせに」
全くこれだからリットは可愛いな。
俺は我慢できなくなり声を出して笑った。

最初は 「笑うなー」と言っていたリットも我 できなくなった様子で一緒になって笑う。
リットと一緒に笑うことで、俺は戦いが終わって、平和な時間が戻ってきたと実感することかできる。
俺の隣にリットとルーテイかいてくれて良かった。
ひとしきり笑った後。
「ふぅ、それじゃあ服を洗濯桶に片付けるか」
ようやく俺達は服を片付ける気になった。
洗濯桶も井戸の側か。
俺は床に置いた服を拾う。
その時、ひらりと紙切れか落ちた。
「あっ、忘れるところだった」
「何?」
「ほら、オーガキンの首に書いてあった古代エルフ文字2行の写しだよ」
「ああ、あのどこかで見たけど思い出せないやつ」
下着のまま、リットは俺に身を寄せながらメモを覗き込む。
ゾルタンではいつも同じべッドで寝ているのにドキリとしてしまう。
「うーん、やつばりどこかで見たことあるんだよねぇ」
リットはもどかしそうに一言った。