《世界顶尖的暗杀者转生为异世界贵族6》第二十一话(7)

狙いをつけ、六連射。
一瞬で、弾倉が空になる。放たれた弾丸は紅の光を放って飛翔し、すべてが命中し、肉にめり込んだ。
(さて、 こいつの効果はどうだ?)
こちらの実験も成功すれば、 より魔族と戦いやすくなるのだが……。
「がはっ……はあ、 はあ、 まさか、 これは、 ごふっ」
効果覿面。
ナイフ以上の戦果だ。
なにせ、 再生がまったくされない 前世を含めれば、 万に届くほど見て来た銃で撃ちぬかれた人間、 そのものの反応。
「ああ、 これは魔族の心臓で作った銃弾だ」
魔族同士で殺し合いができるなら、 魔族のもっとも象徴的であり、 カが集まるものこそが、 魔族にとって最大の毒になるのではないか? と考えた。
それはすなわち、紅の心臓。
今まで、 俺たちが砕いてきた紅の心臓は研究用にすべて保存してある。それらを様々な角度から分析してきた。
そして、今回はそれを使い弾丸を生み出した。
また、あえて貫通力が劣る 弾として完成させてある。

その特徴は、弾頭の先端に空洞 (ホロー) かあることだ。対象に命中した際に、空洞部分から弾頭が炸裂し、膨張し、体内に極めて重大なダメージを与える。
貫通力は著しく落ちるが、殺傷力とストッピングパワーが極めて高く、体の中に毒をまき散らす用途としてはこちらのほうがはるかに優れている。
「人間というのはこれだから布いですねえ、弱いくせに、否、弱いからこそ、魔族よりよほど悪辣ですよ」
人形遣いは血を失いすぎて瀕死。体の内側で炸裂した 弾のせいで重要な臓器が欠損し、動くことすらできない。
放っておいても死ぬ。
だが、魔族である以上、何があってもおかしくない。
きっちりと殺しきる。
「交渉をしようじゃないか、私と組めば、君は人間の王になれる……なに、安心してくれ、魔族はけっして裏切らない、人間よりもよほど信用できる」
耳を貸さない 返事すらしない。
人形遣いの能力は危険すぎる。
気がつけば、身の回りにいる人間すべてが彼の人形になっていることすらありえるのだ。