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《因为不是真正的伙伴而被逐出勇者队伍,流落到边境展开慢活人生8》-第一章 3/4(7)

そして、ダナンの拳は武だ。 武術という概念すべてがそこにある。 己を信じ、ただ武によってどのような障害でも乗り越えようとする信念がある。
魔王軍との戦争を、己の武を高めれば勝てるとダナンは信じている。
普通なら一笑に付すような夢想を、武を信じ疑わぬ心。
だからこそダナンは人類最強の武闘家なのだ。
およそ1時間後。
1万回×3セットの素振りを終えて、俺達は座って水を飲んでいた。
「やつばりギデオンはすげえな」
不意にダナンが言った。
「ここには他に誰もいないしレッドじゃなくて元の名前でもいいよな?」
「まあ構わないが……」
「ギデオンの剣には敵が見える」
「敵?」
「ああ、 素振りを見ていたらその一撃でどんな相手を斬ったのか見える」
「まあ想定しながら素振りをしているが」
「相手がどんな姿なのか、どんな武装なのか、人間、エルフ、モンスター、デーモン……同じ中段からの斬りつけにもかかわらず、毎回違う敵の姿が俺にもはっきり見えるんだよ。それだけ術理がしつかりしてるってことだ」

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武術の権化みたいな男に褒められ悪い気はしない。
「そうか」
「手合わせするのが楽しみだぜ」
そう言ったダナンの顔は純粋で、本当に楽しみにしているということが伝わってきた。
***
その後も特訓を続け、やがて夜になり、夕食にべーコンのスープと蜂蜜がけのパンを食べた後。
俺は1人汗と土で汚れた身体を川の水で洗い、座って夜の森を眺めていた。
旅をしていた頃は野営は当たり前で、夜の森は見慣れた光景だったがリットとスローライフを始めてからはあまり見なくなった光景だ。
ジャイアントビー達が、草を食べる大型草食動物を追い出し、餌の無くなった肉食動物もいなくなったこの森の夜はとても静かだ。
野鳥と小動物と虫達ばかりの森で、俺は特訓後に行われるダナンとの手合わせのことを考えていた。
「レッド」
声かした。
「リット、どうしたんだ?」
振り返ればリットが立っている。
「レッドが戻ってくるのが遅いから、どうしたのかなって思って」

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