《因为不是真正的伙伴而被逐出勇者队伍，流落到边境展开慢活人生8》-前言(13)

「レオノール、 賢しい子よ，あなたの考えていることは正しい」
「……まさか」
「我か子らかどう生きようか、 その道は変わりません」
「地獄なんてものは存在しないのですね」
「この道であなたは1匹のアナグマに転生します。それもまた決められていたことです」
「それでは、人の人生とはなんの意味があるのかしら。善行も悪行も、あなたの加護に従ってきた人々が生きてきた意味は一体どこにあるというの」
「いいえ、我が子よ 人々の命は無駄ではありません。私は我が子すべてを救いたいのです。愛しています我が子よ、心から愛しています」
レオノールの形が崩れていく
意思も記意もない、純粋な魂へとっていく
それでもレオノールは残った知性でこの瞬間の出来事を考察し続けてい

やかて。
「だから 『勇者』 なのね」
レオノールは1つの答えにたどり着いた。
「祝福します我が子よ あなたが 『勇者』 として生まれていれば、きっと救いがあったことでしよう。 それだけが残念でなりません。 いっかあなたが 『勇者』 となり私の許へとたどり着いた時また語らいましよう」
レオノールにはもはやロも、発する言葉も、知性すら残されていない。
少しすっ魂の形を失っていきながら、最後の瞬間まで神を睨み続けていた。
「さようなら、愛する子よ あなたに寄り添う加護と共に、 私はいつでもあなたを愛しています」
デミスは果てしなく広がる世界を見渡す。
そこには数限りない流れ続ける魂。
その中に1つ、特別な魂がある。
だが魂は神の求める輝きとは違う光を放っている。